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日本のお正月といえば1月1日ですが、中国でのお正月といえば、旧暦のお正月を指すことが多いです。
旧暦のお正月は春節と呼ばれ、中国で「あけましておめでとう」というフレーズを使うのは、春節の時の方が一般的です。
この記事では、そんな中国のお正月について、「あけましておめでとう」というフレーズや、年明け・年越しに使える便利な表現を紹介します!
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中国語で「明けましておめでとう」のフレーズは「新年快乐」、台湾では「新年快樂」です。しかし中国では正月が2回あるのをご存じでしょうか。日本の元旦と、春節と言われる中国の旧暦の正月です。
この章では中国の独特な文化である春節(旧正月)における「明けましておめでとう」について紹介します。さらに、旧正月だけでなく、元旦にも使える便利なフレーズもあわせて紹介します!
中国語の日常会話に関する詳しい情報は、「中国語の日常会話よく使うフレーズや、おすすめの勉強方法とアプリの選び方も紹介」の記事でも解説しています。
春節(旧正月)の基本的な挨拶のうち、元旦にも使える最も一般的な表現は以下の通りです。
まずは上記の基本2フレーズを覚えましょう。続いて春節のみで使える挨拶を紹介します。
旧正月の「明けましておめでとう」には春や过という単語が使われているのがポイントです。
「中国語の数字の数え方、独特なルールとコツ | 中国で縁起の良い数字と悪い数字も紹介」の記事では、中国語の数字に関する内容を興味深い視点で解説しています。
先ほども紹介しましたが、旧正月は中国の旧暦の正月のことです。旧暦とは太陰暦という、月の満ち欠けの周期を基準としています。現代で使われている太陽暦は地球が太陽を一周する周期が基準です。
日本の元旦は新暦の1月1日であるのに対し、中国の旧正月は旧暦の1月1日です。そのため、2023年の春節は新暦の1月22日でしたが、2024年の春節は新暦の2月10日でした。しかも日本とは違い、中国は元旦よりも旧正月を特別な日としてお祝いします。
日本では「明けましておめでとう」を年を越してから使いますよね。しかし中国では年越し前にも使われるのです。
この章では新年の挨拶のタイミング・相手別の表現・挨拶に添える言葉の3点について解説します。日本と中国の文化の違いに慣れていきましょう。
中国語で「おめでとう」を表すフレーズについては、「中国語で「おめでとう」を表すフレーズは?ビジネスや友達にも使える様々な場面での表現方法を知ろう!」の記事を読むことで、さらに詳しい情報を理解することができますよ。
新年の挨拶は主に春節、近年では元旦にも行います。日本人には馴染みがないですが、中国人にとって春節の挨拶は必ず行う大切なイベントです。
また中国人から「新年快乐」と年末・大晦日に言われることがあります。日本で言う「良いお年を」という表現と同じです。
「祝你新年快乐」のように祝你を使うこともあります。良い年になることを願っているといった意味です。基本的には祝你は省略して使います。
友人や家族に対しては以下のように伝えましょう。
目上の人に対しては以下の文のように「您」を使って、より丁寧に伝えます。
新年の挨拶、「明けましておめでとう」に添える言葉を紹介します。以下のフレーズをご覧ください。
新年快乐のあとに四字熟語を添えて表現することが多々あります。フレーズ数が多いので、実際に使って覚えるのがおすすめです。
中国語の「嬉しい」について知りたい人は、「中国語で「嬉しい」を表すフレーズは?場面別に使える表現を例文付きで紹介!」の記事も読んでみてくださいね。
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ここまで「明けましておめでとう」の表現と、中国の文化について解説しました。この章ではシーン別に伝えるフレーズ集を紹介します。挨拶をする相手によって使い分けましょう。
「ありがとう」の中国語表現について知りたい人は、「「ありがとう」の中国語である「谢谢」の正しい発音と、様々な「谢谢」以外の感謝の表現方法。」の記事も読んでみてくださいね。
友人や家族への例文は以下の通りです。
「新年快乐」を春節の挨拶の「新春快乐」や「过年好」に言い換えて、練習してみてください。
中国語で「愛してる」の表現方法に関する詳しい情報は、「中国語で「愛してる」を伝えるには?「大好き」を伝えるフレーズや表現方法を紹介」の記事で解説しています。
ビジネスシーンにおいては、友人よりもやや丁寧な表現で伝えます。以下の例文をご覧ください。
祝您新年快乐。去年承蒙您多方面的关照。谨祝贵公司繁荣昌盛。
(Zhù nín xīnnián kuàilè. Qùnián chéngméng nín duō fāngmiàn de guānzhào. Jǐn zhù guì gōngsī fánróng chāngshèng.)
「去年はお世話になりました」というフレーズは、「关照」が世話になったことを示しています。「承蒙」は好意を受ける・〜していただくという意味です。「去年はあなたに色々な世話をしていただいた」と直訳します。
中国の新年の言葉では、四字熟語を複数並べて伝えることが中国人の使い方です。下記の例文をご覧ください。
このように四字熟語の知識が必要であるため、新年の挨拶に添える基本成語はぜひ覚えましょう。
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中国語の発音には、日本語にない「声調」という4つのアクセントがあります。またそり舌音と呼ばれる特徴的な発音も日本語にはありません。
この章では中国語の発音に悩んでいる人向けに、「明けましておめでとう」をマスターするコツを解説します。
「中国語で「りんご」を表す単語は?「苹果」を使った例文や日常生活のフレーズに隠された意図を感じよう!」の記事では、中国語の「りんご」について解説しています。
中国語の発音の基本は「ピンイン」と「声調」です。「明けましておめでとう」の中国語は新年快乐、ピンインはxīnnián kuàilèです。声調は第1声から第4声まであります。
新年快乐は「1声+2声+4声+4声」の組み合わせです。ピンインを読むだけでなく、独特なアクセントをはっきりと発音しましょう。
また「シンニエンクアイラ」とカタカナで表記された読み方ではネイティブには通じにくいでしょう。CDやダウンロード音声を使って真似するという練習方法がベターです。練習方法についてさらに詳しく知りたい人は下記の記事をご覧ください。
中国語の発音で、日本人が最も苦戦するのはそり舌音です。ピンインで「zhi・shi・chi・ri」と書かれた単語で、中国語の「日本人」の「日」が該当します。
中国人でも苦手な人が多いほど難しいので、そり舌音のないフレーズがおすすめです。
最も一般的な「新年快乐」にはそり舌音がないので比較的言いやすいでしょう。
ちなみに今まで紹介した単語でそり舌音が含まれるフレーズは、「万事如意 (wàn shì rú yì)」や「心想事成(xīn xiǎng shì chéng)」です。
中国語の「誕生日おめでとう」について知りたい人は、「中国語の「誕生日おめでとう」を表すフレーズは?生日快乐の使い方を学ぼう!」の記事を読んでみてくださいね。
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今回は中国語で「明けましておめでとう」について解説しました。中国の正月は2回あり、旧暦の正月である春節のほうが中国人にとっては大切な日です。
最も一般的な挨拶である「新年快乐・新年好」だけでなく、春節の挨拶で使われる「新春快乐・过年好」もあわせて覚えましょう。
シーン別に紹介した長めの例文を参考にして、ぜひ中国の正月で実践してみてくださいね。
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