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中国語の発音の特徴って?日本人にとって難しい理由やピンインと声調のコツを解説!
中国語は発音に特徴のある言語だと言われますよね。
あなたなら、中国語で一番特徴的だと感じるのはどこですか?やっぱり、中国語の特徴といえばピンインと声調にあると感じる人が多いでしょうか。
この記事では、そんな中国語の発音について、「これは中国語にしかない!」という発音の大きな特徴を紹介します。
中国語の発音の特徴を掴んで、勉強のポイントを確認していきましょう。
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中国語の発音の特徴は?
中国語の発音には、次の特徴があります。
中国語の発音に関する詳しい情報は、「中国語の発音でもう悩まない!初心者が知っておくべき上達のコツ」の記事でも解説しています。
発音記号が2種類ある
中国語には、発音記号が2種類あります。
この2つの発音記号を意識して発音しなければいけないため、中国語は発音が難しいと言われています。
日本語よりも口を大きく使う
中国人の会話は声が大きいな、と感じたことはありませんか?
中国語は抑揚をつけて話す言語です。声調(四声)が間違っていると別の意味で伝わってしまうことがあるため、必然的に口を大きく使い発音します。
日本語の発音は抑揚がなくても意味が通じますが、中国語の発音を学習する際は大きな口で発音することを意識してみましょう。
前後の発音によって変調するピンインがある
声調の組み合わせによって声調が変化する場合があります。
特に以下の2つはよく現れる声調変化です。
- 「第3声+第3声」你好の声調変化
- 「不(bù)」第4声の声調変化
「第3声+第3声」你好の声調変化
你好 nǐ hǎo(こんにちは)の声調は「 第3声+第3声」です。
しかし、実際発音するときには「第2声+第3声」のní hǎoに変化します。
「不(bù)」第4声の声調変化
こちらも你好と同じように同じ声調が続く場合、声調が変化する場合があります。
不去bù qù(行かない)の声調は「 第4声+第4声」です。
しかし、実際発音するときには「第2声+第4声」のbú qùに変化します。
上述のように組み合わせによって、声調が変化する場合があります。難しく感じてしまうかもしれませんが、中国語の発音のコツは覚えなくても使っている内に自然と身についてきますので安心してくださいね。
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日本人が中国語の発音を難しいと感じる理由
中国語は発音が難しいと感じる人が多いです。特に日本人は中国語の発音で苦労する部分が多く、どうしてもカタカナ発音から抜け出せない人も多く見られます。
なぜ中国語の発音はこんなにも難しいと言われるのでしょうか。
続いては、初心者が難しいと感じやすい発音の特徴を見てみましょう。
日本人が中国語の発音を難しく感じてしまう理由は、以下の2点が挙げられます。
- 日本語にない発音がたくさんあるから
- ピンインと声調の両方を意識するから
中国語の発音が難しい理由については、「中国語の発音が難しい理由、特徴と克服する方法は?」の記事で触れています。
日本語にない発音があるから
中国語には日本語にない発音がたくさんあるため、発音が難しいと感じてしまいます。日本語にない発音では口の形や息の出し方などを練習する必要があります。また、舌の位置、動かす口の筋肉も違います。
日本語は「あいうえお」の50音図に記されるように世界的に見ても発音が少ない言語です。中国語は6つの基本短母音と9つの二重母音、4つの三重母音、そして21個の子音から構成されており、日本語にない発音がとても多くあります。
そのため、日本人には発音が難しいと感じられやすいのです。
また、中国語には日本語の発音にはない「そり舌音」「有気音」があります。
「そり舌音」は舌を反らせ前歯の裏に舌の先をつけながら発音する方法です。そり舌音とは、(zhi・chi・shi・ri)の音を指します。
「有気音」は発声時に破裂音が伴う発音方法です。有気音とは(p・t・k・q・ch・c)の音を指します。
これらのピンインを発音する際には、日本語では使わない口の筋肉を使うため、練習が必要です。
ピンインと声調の両方を意識するから
中国語の発音が難しいもう1つの理由は、意識するポイントが2点あることです。どちらも正しく発音する必要があり、他の言語よりも発音が複雑に感じてしまいます。中国語の発音表記には、下記の2つがあります。
- ピンイン(読み方)
- 声調(音の高低)
ピンインとは、アルファベットで記した漢字の読み方です。基本的には1つの漢字に1つのピンインが定められています(例外もあります)。
「ニーハオ」は「你好」と書きますが、ピンインは ni hao です。ピンインが発音の核になるため、ピンインを綺麗に発音できれば中国語の発音が上手に聞こえます。
一方、声調とは音の高低のことです。ni hao に声調の記号を付けるとnǐ hǎo になります。同じピンインでも声調が違えば全く違う意味になります。
例えば、「連絡してね」と言うとき、中国語で「連絡」は联系「lián xì」です。しかし誤って同じピンインで声調が違う「liàn xí」と言ってしまうと练习になり、「練習してね」という意味になってしまいます。
このように、声調によって意味が大きく左右されることから、声調は中国語の発音の中でもかなり重要な要素だと言えます。
以上のように、中国語にはピンインと声調という2種類の発音要素があります。そのため中国語の発音は複雑で難しいと感じてしまうのです。
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中国語のピンインの特徴
ピンインとは、漢字の読み方をアルファベットで表したものです。日本語に例えると「あいうえお表」のようなものです。
ピンインは母音と子音の組み合わせ
中国語には「母音」と「子音」があります。
日本語だと「あいうえお(a i u e o)」にあたるのが「母音」です。
「かきくけこ(ka ki ku ke ko)」の「k」の部分が「子音」です。
日本語の発音表は50音ですが、中国語は「母音」と「子音」を組み合わせて約400の音があります。とても多く感じられますが、母音と子音を覚えて組み合わせれば発音できます。
a、o、e、er、ai、ei、ao、ou、an、en、ang、eng、ong、i、ia、ie、iao、iou(-iu)、ian、in、iang、ing、iong、u、ua、uo、uai、uei(-ui)、uan、uen(-un)、uang、ueng、ü、üe、üan、ün
b、p、m、f、d、t、n、l、g、k、h、j、q、x、zh、ch、sh、r、z、c、s
ピンインの発音の特徴
ピンインの発音の特徴は、ローマ字の読み方と似ているものと、全く異なる読み方をするものがあることです。
ピンインは1949年に中国文字改革協会が発足した際に作成が開始されました。その際に採用された考え方が、世界基準の発音記号に近い文字を使用するというものです。
最終的には1958年に中華人民共和国が制定した漢語拼音方案によって、ピンインが正式に中国語の発音表記となりました。
中国語の発音が通じない理由については、「中国語の発音が通じないのはなぜ?理由と通じる発音の習得方法を紹介」の記事でさらに解説しています。
基本的に1つの漢字に1つのピンイン
ピンインの2つめの特徴は、基本的に1つの漢字に1つのピンインが割り振られていることです。
中国語の漢字では、1つの漢字に対応するピンインを1つ覚えるだけで、ほとんど読めるようになります。たまに2つ以上の読み方をする漢字があるため、それらは例外としてリストアップして覚えましょう。
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ピンインの発音のコツ
中国語の発音のもう1つのコツは、1つ1つのピンインを正確に読むことです。中国語の発音は子音と母音の組み合わせでできていて、400近い発音があります。
中国語のピンインの発音に関しては、「中国語のピンインの発音とは?種類と覚え方を解説」の記事でも解説しています。
母音の発音のコツ
母音のコツは口の形と舌の位置を意識することです。母音は複数あるため、ここでは日本人にとって発音しにくい代表的な母音についてご紹介します。
日本人が言いにくいe、ü、uのコツ
日本人が特に苦手とする発音がe、ü、uです。まずはこれらの発音のコツを紹介します。
「e」のコツ
eの発音はアとエとウとオの中間の音のような音になります。
微笑むように口を軽く開け、喉の奥から発音します。舌の根元は少し下げます。
「ü」のコツ
üの発音では舌は下の歯の裏側に当て、唇を丸く突き出し、上下の唇の真ん中に力を入れます。
その口の形で日本語の「イ」を言うと近い音になります。
「u」のコツ
uの発音では日本語の「ウ」よりも唇を丸く突き出します。
口腔内で音が響きます。手を頬に当て、振動が伝わって来れば成功です。
鼻音nとngの発音の違い
中国語のピンインには、「n」と「ng」があります。「n」と「ng」は日本人にはどちらも「ん」に聞こえ、苦労するピンインの1つです。これらの発音の違いを確認しておきましょう。
一般的に、日本語で音読みしたときに「ん」で終わるものはピンインでの表記が「n」となり、その他の読み方をするものが「ng」です。
「an」と「ang」のコツ
日本語にも実は「ん」の発音の違いがあります。
よく言われるのが、「案内(あんない)」が an、「案外(あんがい)」が ang です。「あんない」の「な」を言う直前が an、「あんがい」の「が」を言う直前が ang です。
「an」は「ン」のときに舌を上の歯の裏側と歯茎の境目あたりにつけ、口から出る息の道をふさぎます。
「ang」は「ン」のときに舌の根本の部分を持ち上げ喉を閉じ、息を鼻から出します。
「i+an」と「i+ang」のコツ
前に子音が付かない時は yan、yang と表記します。
ian は イエン に近く、iang は イアン に近いです。
「ü+an」のコツ
前に子音が付かない時は yuan と表記します。
先に ü の口の形をし、その後 an を発音しますが、この an はアンよりエンに近い音になります。
※ quan、juan、xuan は表記は「u」ですが「ü」の音です。
「en」と「eng」のコツ
「e」を発音したのち、舌先を上の歯の裏側あたりに付けると「en」、舌の根元を持ち上げて喉を閉じると「eng」です。
「eng」は少しこもった音になります。
「in」と「ing」のコツ
「i」の発音に続いて、舌先を上の歯の裏側あたりに付けると 「in」、舌の根本の部分を持ち上げ喉を閉じるように発音すると「ing」になります。
「因縁(いんねん)」の「ん」が「in」、「因果(いんが)」の「ん」が「ing」に近い発音です。
「ün」のコツ
前に子音が付かないときは yun と表記します。
ü をしっかり長く発音するのがコツです。
※ qun、jun、xun は表記は「u」ですが「ü」の音です。
子音の発音のコツ
子音のコツは有気音と無気音をしっかり区別することです。子音には以下の21個があり、次のように分類されます。
無気音 | 有気音 | その他 | |
唇音 | b | p | m・f |
舌尖音 | d | t | n・l |
下根音 | g | k | h |
舌面音 | j | q | x |
そり舌音 | zh | ch | sh・r |
舌歯音 | z | c | s |
有気音と無気音のコツ
中国語の特徴には、有気音と無気音があります。中国語は日本語の清音と濁音の違いとは異なり、息の強さで発音の違いを判断します。
練習方法として有効なのは、口の前にティッシュペーパーを垂らすことです。発音したときに揺れるのが有気音、動かないのが無気音です。
例えば、口の前にティッシュを垂らして日本語のパピプペポを言ってみると、ティッシュが動かないのが分かります。ティッシュを向こう側に吹き飛ばすくらい強く「プァ!」と発音すると有気音になります。他の t、k、q、ch、c も同様です。
中国語は息の強さで子音を区別するため、しっかり使い分けることが上達への鍵です。
日本人に難しい zh、ch、sh、rのコツ
zh、sh、ch、r は「そり舌音」と呼ばれ、日本人にとって特に難しい発音です。
4つとも舌を反らせ、舌先を上の歯から1㎝ほど奥へ持っていきます。舌をスプーンのように真ん中がくぼんだ形にして発音します。
4つの音の違いは以下の通りです。
zh | 上の歯の奥の方にスプーンのような形にした舌先を軽く付けて、それから息を抑えて音を出します。 |
ch | 上の歯の奥の方にスプーンのような形にした舌先を軽く付けて、それからパッと激しく息を出します。 |
sh | 上の歯の奥の方にスプーンのような形にした舌先を移動し、舌先が口腔内につかないようにして「シ」を言います。 |
r | 上の歯の奥の方にスプーンのような形にした舌先を移動して「リ」を言います。日本語の「リ」とは大きく違うので注意が必要です。 |
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中国語は声調の発音が重要
中国語の発音を通じやすくするためには、まず第一に声調の正しさを優先するのがコツです。
中国語の発音が可愛いと感じる理由については、「中国語の発音が可愛いと感じるのはなぜ?発音の重要性について」の記事を読んでみてくださいね。
中国語はピンインよりも声調で判断される
中国語は「声調言語」であるため、声調を正しく発音することで、より伝わりやすくなります。
ネイティブが話す中国語は方言の影響もあり、中国人でも完璧なピンインを発音している人は実はそんなに多くありません。そのため、細かなピンインの発音よりも声調を聞いて言葉の意味を判断している人が多いのです。
ネイティブっぽい声調のコツは?
ネイティブっぽく発音するコツは、ちょっと大袈裟かもと思うくらい音の高低差をつけてみることです。声調の違いをはっきりと言うことで格段に通じやすくなります。
自信がないと、小さな声でボソボソと発音してしまいがちです。そのため中国人に聞き返され、「発音を間違えた!」と感じて言い直すことをためらってしまう方も多いかもしれません。
しかしそんな時でも、大きな声でもう一度はっきり言うだけで通じることは本当によくあります。
4つの声調は、具体的には以下の図のように発声します。
1声 | 普段の自分の声よりも高めの音で、平らに伸ばします。 |
2声 | おどろいたときの「えぇ?⤴」のように、やや低いところから高い音に一気に上げます。日本人は2声の上がり方が弱い場合が見受けられるので、思いっきり上げるくらいの気持ちでちょうどいいです。 |
3声 | がっかりしたときの「あ~あ」のように、低く抑えます。 |
4声 | カラスの「カー⤵」のように、高い音を一気に下げます。 |
以上のように、通じやすい発音にするためには、ちょっと大袈裟なくらいに音の高低差を付けてみることがポイントです。
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中国語の四声(声調)の特徴
続いて、中国語の四声(声調)の発音の特徴を見ていきましょう。
中国語の声調の発音とは
中国語の声調とは、発音のイントネーションのことです。このイントネーションには4つの種類があります。
例えば、「ma」は声調によって次のような意味の変化があります。
- 第一声「妈(mā・お母さん)」
- 第二声「麻(má・アサ)」
- 第三声「马(mǎ・馬)」
- 第四声「骂(mà・罵る)」
「ma」ひとつの音で4つの意味を持つので、声調を正しく発音しないと伝わらなかったり、別の意味で通じてしまうことがあります。
声調 | 発音記号 | 音のイメージ |
第1声 | ā | 高く伸ばす音 |
第2声 | á | 中音から高い音へ上げる |
第3声 | ǎ | 低い音 |
第4声 | à | 高い音から低い音へ下げる |
この四声の発音が間違っていると別の意味で伝わってしまいます。中国語を学び始める方にとっては、声調を正しく発音することが難しいポイントになります。
意味によって声調が変わる単語がある
中国語には発音によって意味が変わる単語があります。
場所と地方
中国語 | ピンイン | 日本語 |
地方 | dì fang | 場所 |
地方 | dì fāng | 地方(田舎) |
「a」の音が軽声となって「dì fang」と発音する場合、意味は「場所」を表わします。
「a」の音が一声となって「dìfāng」と発音すれば「地方」という意味になります。
わずかな違いなので混同しやすいですが、些細な違いに着目するのが発音上達のポイントです。
標準語でも地方によって差が生まれやすい
同じ標準語でも地方によって発音に差が生まれる理由は、場所によって全く違う発音をする方言あるからです。
中国語には「七大方言」と呼ばれる7つの方言があります。
- 北方語
- 呉語(上海語・蘇州語)
- 粤語(広東語)
- 贛語(南昌語)
- 湘語(長沙語)
- 閩語(福建省、台湾)
- 客家語
同じ中国人でも、地方の言葉を話すと全く通じません。それほど、中国全土での方言の差は大きいのです。
そのため、中国人であっても発音の仕方は人それぞれです。
完璧な発音をしなくても、ポイントさえ押さえていれば意外と通じてしまうのが中国語の発音の特徴です。
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ピンインや声調を身につける中国語の発音練習方法
最後に、中国語の発音のコツを掴むための練習方法を紹介します。
動画付きの音声を何度も聞いて練習する
中国語に限らず、外国語マスターの第一歩は「真似して言う」ことです。
中国語は日本語と異なる音の出し方があるため、理論を理解しても言えるようになるまでには繰り返し練習することが大切です。
自分の発音を録音して聞いてみる
自分の発音を録音してお手本と聞き比べると、どこが違っているのか分かりやすいです。
スマートフォンの録音機能など使い、発音練習は言うだけでなく、自分でも聞いてみましょう。
ネイティブに聞いてもらう
できればネイティブに聞いてもらえると一番良いです。
日本人の耳には同じように聞こえてしまう音も多いため、ネイティブに聞いてもらい、きちんと通じるか確認できると、気を付けるべきポイントも認識しやすくなります。
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日本人が中国語の発音を習得するのは無理?
「中国語の勉強を始めたけど発音が難しくて・・・」
「うまく話せるのかな?私には無理そう」などと感じている初心者の方は多いのではないでしょうか?
でも大丈夫です。中国語の発音はコツさえつかめば必ず身につけることできます。自分でうまく発音できるようになれば耳が慣れ、リスニングも飛躍的に上達します。
そのコツとは以下の3つです。「こんな簡単なことで?」と思うかもしれませんが、実際に試してみると間違いなく効果を実感できるはずです。
- 大きな声で話す
- 口を大げさに動かす
- 舌をぐっと丸める
大げさに発音するくらいでちょうど良い
日本人におすすめの発音のコツは、「口を大げさに動かす」ことです。
「えー、恥ずかしいからそんなの無理だよ」という人もいるかもしれません。でも慣れてくれば、逆にそのほうが、相手に伝わりやすいことが実感できるはずです。
中国語は世界でも、口の動きが大きい言語だといわれています。そうしないと、きれいな発音ができないからです。
口を大きく動かして話すことに慣れていない日本人にとっては、「大げさに動かすくらいがちょうどいい」のです。
自分でチェックするために、有効な方法が1つあります。それは、鏡を使うことです。小さな鏡などで口元を映しながら発音してみてください。「口の動きが思ったより小さいな」といったことに気づくはずです。
口を大きく動かす習慣を身につければ、発音も自然ときれいになります。
例えば、テレビやスマートフォンの動画などで、中国人の話し方を聞いてみてください。「やたらと大きな声で話しているな」と感じると思います。
実は、中国人同士でも大きな声で話さないと、四声などの発音が聞き取りづらいのです。私も大学時代に初めて中国に旅行したとき、中国人の会話を聞いて「この人たちはケンカをしているのか?」と思ったほどです。
だから中国語で話すときは、できるだけ大きな声を意識するようにしましょう。もちろん、どなる必要はありませんが「普段の声の5割増し」くらいを心がけてください。
日本語にはない「そり舌音」対策
中国語には日本語ではなじみのない発音がいくつかあります。難関の一つが、この「そり(反り)舌音」です。「巻き舌音」とも呼ばれ、舌を口の中で丸めて発音します。
代表的な単語だと、「日本(ri ben)」があります。「リーベン」と発音しますが、「リー」にあたる部分がそり舌になるので、少し濁った音になります。
ここで舌の丸め方が中途半端だと、違った音に聞こえ、中国人には聞き取れません。
ここで発音上達の3つ目のコツ、「舌をぐっと丸める」を思い出してください。まず、舌を丸めながら、上の歯茎にぴったりと当ててください。当てる場所は、少しのどに近い部分がベストなので、ぐっと丸めるくらいがちょうどいいのです。そのまま「リー」と発音すれば、きれいなそり舌音が出せます。
そり舌音を出すための有効な方法はあらかじめ口の中で舌をぐるぐると回し、舌の動きをスムーズにしておくことです。そうすると舌も丸めやすくなります。
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中国語の発音の特徴に関するよくある質問
中国語の発音の特徴に関するよくある質問をまとめました。
Q:中国語の発音はなんで難しいの?
中国語の発音が難しい理由は、2つの軸の発音があるからです。1つ目はピンイン。日本語にない音でも、頑張って口を動かして発音しなければいけません。
2つ目は、声調。平たく発音する日本語と違って、中国語では大きな抑揚がつきます。
以上のように中国語は日本語とは違った2つの特徴があるため、発音を難しく感じる人が多いです。
Q:中国語の発音のおすすめのトレーニングは?
中国語の発音を上達させるおすすめのトレーニングは、なるべく初心者のうちに上手な人から学ぶことです。発音は一度癖がつくと、その癖を治すのは大変です。上手な人、あるいはきちんとした中国語のプロ講師に発音を習うことによって、その後の中国語人生で上手な発音を使いこなしながら成長できるようになりますよ。
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中国語の発音の特徴を知ってピンインや声調を身につけよう!
ここまで中国語の発音の特徴を解説してきました。
日本語にはない発音方法が多く難しく感じるかもしれませんが、しっかり特徴を抑えて練習すれば、上手に中国語の発音をできるようになります。
中国語の発音を上達させるコツは恥ずかしがらず、大きな声でたくさん練習をすることです。
正しく発音ができているか心配な方は、オンラインレッスンや中国語教室に通うのもおすすめです。
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