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中国語の母音発音とは?36種類ある母音の基礎知識と勉強のコツ
中国語学習者の皆さんは中国語を勉強するときに「母音の発音ってすごくむずかしい…!」と感じたことはありませんか?
中国語の母音は、単母音、複合母音、鼻母音と36個に分類されているため、複雑でわかりにくいのは当たり前なんです。
そこで今回は、これらの母音の特性を学び、効果的に練習する方法を解説します。母音の正しい発音を身につけましょう。
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中国語の発音「母音」とは?
日本語の母音「あいうえお」のように、中国語にも母音があります。この母音のことを韻母(いんぼ)といいます。
さらに詳しく母音について解説します。
中国語の発音に関する詳しい情報は、「中国語の発音でもう悩まない!初心者が知っておくべき上達のコツ」の記事でも解説しています。
中国語の発音は約1,600通り
中国語の音声体系はとても豊富で約1,600音もあることから、一見すると複雑に思えます。
まず、基本となる母音(韻母)が36個、そして声母という子音が21個あり、これらを組み合わせることで、約400個もの異なる音を生み出すことが可能です。
さらに、これらの音に加え中国語には四声という、4つの異なる声調が存在します。
これらの4種類の声調を母音と子音からなる400個の音と組み合わせることで、約1,600通りもの音声が生まれるのです。
具体的な例をあげると、「ma」という音節は、声調によって意味が大きく変わります。
「妈 mā」(一声)は「母」を意味し、「麻 má」(二声)は「麻」、「马 mǎ」(三声)は「馬」、「骂 mà」(四声)は「罵る」を意味します。
つまり、同じ音節でも声調によって全く異なる意味を持つ単語になるわけです。
これが、中国語の発音がむずかしいと感じられる大きな要因の一つです。
このように、中国語の音声体系は複雑でありながらも、その豊かさが約1,600もの音を生成する源となっています。
中国語の発音をマスターするには、これらの要素を理解し、それぞれの音と声調を正確に組み合わせる練習が必要になります。
中国語の発音はピンインで表す
中国語の音声体系を理解するために欠かせないツールが、ピンインと呼ばれる表記法です。
ピンインは、中国語の読み方をアルファベットで表記する方法で、発音を視覚的に捉えることができます。
そのおかげで、ピンインがあると漢字だけでは判別できない中国語の発音を把握することができます。
さらに、中国語には声調という独特の特性があります。これは、音の高低を変えることで同じ音節でも異なる意味を持つ単語の表現です。
ピンインは、これらの声調を4つの記号を使って表現することで単語のイントネーション、つまり音の高低を視覚的に理解しやすくします。
具体的な例として、母音の「母」のピンインは「mǔ」で、この上の記号「ǔ」が三声、「音」のピンインは「yīn」で、この上の記号「ī」が一声を示しています。
中国語の発音を正確にマスターするためには、学習初期の段階でピンインの理解を深めておくことが必須です。
中国語の発音の特徴については、「中国語の発音の特徴って?日本人にとって難しい理由やピンインと声調のコツを解説!」の記事で触れています。
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中国語母音の発音は36種類
中国語母音の発音には単母音6個、特殊な発音儿(アール)化音、複合母音13個、鼻母音16個にわかれており、全部で36個あります。
以下でそれぞれ解説します。
中国語のピンインの発音については、「中国語のピンインの発音とは?種類と覚え方を解説」の記事でさらに解説しています。
単母音
中国語の基本的な母音である単母音は「a」「e」「i」「o」「u」「ü」の6つで、さらに特殊な発音として「er」が加わります。
単母音とは、文字通り「一つの母音」を指し、この発音を作るときには口の形状、とくに唇の形が一貫して変わらず、声帯の振動だけで音が作られます。
たとえば、「a」の音は口を大きく開き、「i」の音は口をほとんど閉じます。これらの口の形状の違いが、異なる単母の音を生み出します。
それぞれの単母音の特性と発音法を理解し、それぞれの音がどのように発音されるのかをしっかりとマスターしましょう。
複合母音(二重母音)
複合母音である二重母音は9つあります。
二重母音とは、2つの単母音を連続して発音することで作られる音を指します。
「ai」「ei」「ao」「ou」、「ia(ya)」「ie(ye)」「ua(wa)」「uo(wo)」「üe(yue)」などが二重母音になります。
これらの複合母音は、単母音を組み合わせることでさらに音のバリエーションを増やします。
複合母音(三重母音)
複合母音の三重母音は4つあります。
三重母音とは、3つの単母音を連続して発音することで作られる音を指します。
「iao(yao)」「iou(you)」「uai(wai)」「uei(wei)」などが三重母音になります。
三重母音の前に子音が付かない場合はカッコ内のように表記します。
鼻母音「n」と「ng」
中国語には、「n」と「ng」の2種類の鼻母音があり、全部で16個存在します。
鼻母音とは、鼻腔を通じて音を出す母音のことを指します。
n型は「an」「en」「in(yin)」「ian(yan)」「uan(wan)」「uen(wen)」「üan(yuan)」「ün(yun)」の8個で日本語の案内(あんない)の「ん」のイメージで発音します。
一方ng型は「ang」「eng」「ong」「ing(ying)」「iang(yang)」「iong(yong)」「uang(wang)」「ueng(weng)」の8個で日本語の案外(あんがい)の「ん」のイメージで発音します。
nとngの鼻母音は日本人にとっては同じ発音のように聞こえるため、息の出し方と舌の位置に注意して練習しましょう。
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中国語母音の発音を効率的に習得するコツ
中国語母音の発音を習得するためには4つのコツがあります。
効率よく学習する方法をそれぞれ解説します。
「中国語の発音が通じないのはなぜ?理由と通じる発音の習得方法を紹介」の記事では、中国語の発音が通じない理由についてさらに深掘りしています。
ピンインと口の形を覚える
ピンインと口の形を正しく覚えることが、中国語の発音の習得に欠かせません。
ピンインは音声を文字で表現するもので、口の形はその音を出すための具体的な方法です。
たとえば、「a」の音を出す時、口を大きく開け、日本語の「ア」のように発音します。
このような具体的な口の形と、それに対応するピンインを結びつけて覚えましょう。
音声教材やYouTubeで発音を聞く
音声教材やYouTubeを利用して、中国語の母音発音を聞くことも効果があります。
自分で発音を練習するだけではなく、ネイティブスピーカーの発音を聞くことで、自然な音声の流れやアクセントを理解できます。
YouTubeや言語学習アプリなどは、リアルタイムで発音を聞き、真似することが可能な素晴らしい教材です。
これらを有効活用し、ネイティブスピーカーの発音を耳で捉えながら自然な発音を目指しましょう。
子音と組みわせて練習する
各母音を練習したら、子音と組み合わせてみましょう。
母音と子音は、中国語の音節を形成する基本的な要素で、両者を組み合わせて練習することで、実際の言葉の発音に近づくことができます。
たとえば、「ma」「mo」「me」「mi」「mu」など、「m」の子音と各母音を組み合わせて練習します。
子音と母音を組み合わせた練習は、実際の会話に必要な発音を効率的に習得できます。
中国語を話す人に聞いてもらう
中国語を話す人に自分の発音を聞いてもらい、フィードバックを得ることも効果的です。
他人に聞いてもらうことで、自分では気づかない発音の問題点や改善点を指摘してもらえます。
周りに中国語を話す人がいない場合は、スマホの発音チェックアプリなどを活用するのも良いでしょう。
中国語の発音が難しい理由について知りたい人は、「中国語の発音が難しい理由、特徴と克服する方法は?」の記事も読んでみてくださいね。
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中国語の発音「母音」とは?まとめ
今回は中国語の母音の発音について、下記の内容を解説しました。
- 中国語の母音は(韻母)という
- 中国語の母音は36個、子音や声調との組み合わせで中国語の発音は約1,600個に。
- 中国語の母音はピンインを覚えることが必須
中国語の発音学習は難易度が高いですが、その特性を理解し適切な学習法を用いれば、必ず上達します。
まずは36個の母音を習得することから始めてみましょう!
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