中国語フレーズが学べるおすすめの本5選。参考書の選び方やフレーズを勉強する時の注意点も紹介します。

そんな時に役立つのがフレーズ集です。

フレーズ集は、覚えたフレーズをそのまま言うだけで、中国の方に意思を伝えることができます。

しかし、中国語のフレーズ集は書店でもたくさん売られているので、どれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。

日常会話、旅行、ビジネスなど、目的に合った本を選んでみてくださいね。

中国語フレーズが学べるおすすめの本

中国語のフレーズが学べるおすすめの本を5冊紹介します。

フレーズ集には様々なシチュエーションがあります。

自分が学びたいことにあわせて本を選んでみてくださいね。

たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話

『たったの72パターンでこんなに話せる』 シリーズの中国語版です。

『たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話』は、中国語の初心者向けの参考書で、日常会話に役立つ72パターンを学ぶことを目的としています。

日常会話をテーマに、すぐに使える実践的な中国語を学ぶことができます。

「Part 1 これだけは!! 絶対覚えたい重要パターン21」では、基本的な会話のパターン21個を紹介。

「Part 2 使える！ 頻出パターン51」では、日常会話でよく出てくるパターン51個を紹介しています。

音声をダウンロードして音声を何度も聞くことで、耳を中国語に慣らすこともできますよ。

李姉妹のおしゃべりな中国語

『李姉妹のおしゃべりな中国語』は、中国系のYouTuberである李姉妹が執筆している中国語の参考書です。

中国語を楽しく学べるように工夫されており、中国語の基礎をわかりやすく解説しながら、文化や日常生活に関する情報も織り交ぜている点が特徴です。

また、李姉妹は日中の文化交流を目的としたコンテンツを配信しており、日本と中国の文化・習慣の違いや、実際に使われる本場の中国語を紹介していることで知られています。

教科書的な堅い内容ではなく、リラックスして言語を学びたい人におすすめです。

口を鍛える中国語作文

『口を鍛える中国語作文』は、平山邦彦氏による中国語学習者向けの書籍シリーズで、主に語順習得を目指した参考書です。

初級編と中級編と上級編があり、それぞれで600の例文を紹介しているため、全て学べば1,800もの例文を勉強することができます。

初級編～上級編は、以下のような特徴があります。

ネイティブがよく使う中国語会話表現ランキング

『ネイティブがよく使う中国語会話表現ランキング』は、日常会話で使える実用的な中国語のフレーズや表現をランキング形式で紹介している参考書です。

ネイティブの中国語話者が実際に使う表現を厳選して、日常生活でよく使うフレーズを学べることが特徴です。

例えば、「お久しぶりです」の中国語フレーズは、以下の3フレーズをランキング形式で紹介しています。

合計で1218ものフレーズと対話形式の例文があるので、実際の会話での使い方も学ぶことができるおすすめの参考書です。

起きてから寝るまで中国語表現1000

『起きてから寝るまで中国語表現1000』は、日常生活で使える中国語の表現を「起きてから寝るまで」の流れに沿って、段階的に紹介している参考書です。

朝起きてから寝る前までのシーンにおけるフレーズや言い回しが1000個収められており、学習者が実生活で役立つ中国語表現を学べるようになっています。

【関連記事】【2024保存版】中国語の日常会話表現&スラング67フレーズ

中国語のフレーズを学ぶ参考書の選び方

中国語のフレーズを学ぶ参考書の選び方を紹介します。

以上を念頭に、覚えたフレーズを実際の会話で使えるような本を選びましょう。

勉強の目的を明確にしておく

中国語のフレーズ集を選ぶ際、まずは中国語を学ぶ目的を明確にしましょう。

日常会話では朝起きてから寝るまでの身近な内容がメインです。

旅行会話は、買い物、飲食、道をたずねる、ホテルや飛行機内での言葉が中心になります。

ビジネス会話は仕事上で使うやや難しい表現がたくさんあり、先に別の本で基礎事項を学ぶ必要があります。

カタカナ付きの本はおすすめしない

発音がカタカナのみで表記されているものは、そのまま言っても残念ながらほとんど通じません。

中国語には日本語にない発音がたくさんあり、さらに4つの声調によって意味が違うため、カタカナではどうしても正しく表記できないのです。

【関連記事】中国語の発音が通じないのはなぜ？理由と通じる発音の習得方法を紹介

例文や会話例のついているものを選ぶ

例文や会話例のついているものを選ぶことも重要です。

例文や会話例を見ることで、実際の会話でどう使われるかを理解しながら、言葉の使い方や文法の感覚が身につきやすくなります。

音声付きの本だとより実践的に勉強できる

音声付きの本だとより実践的に勉強することができます。

音声が付属している本は、リスニングの学習にもなりますし、発音練習にも役に立ちます。

中国語は発音が非常に重要な言語なので、ネイティブスピーカーの発音を聞いて真似することで、正しい発音やイントネーションが身につきます。

本でフレーズを勉強する際に気をつけること

本でフレーズを勉強する際は、以下のポイントに気をつけましょう。

フレーズを覚える最大の目的は実際の会話で使うことです。

必要なときにさっと言えるように練習しましょう。

耳で聞くことも忘れない

言語学習は「真似をする」ことが基本姿勢にあります。

特にフレーズは言うために覚えるので、発音もしっかり身につける必要があります。

フレーズを見たり書いたりして覚えるだけでなく、耳で聞いて真似して発音しましょう。

例文や会話例と一緒に覚える

フレーズを単独で覚えるだけではなく、例文や会話例と一緒に覚えましょう。

例文や会話例と一緒のフレーズを覚えると、実際の会話の流れをつかむことができます。

音読してスラスラ言えるようになる

フレーズは声に出して音読することが大切です。

音読してスラスラ言えるようになるまで繰り返し練習することで、記憶が定着し、実際の会話でもスムーズに使えるようになります。

音読の練習をすることで正しい発音を覚えることもでき、リズム感も養えますよ。

【関連記事】中国語で旅行を楽しもう！初心者向け旅行会話フレーズ

自分なりに利用シーンを考えてみて、先生に添削してもらう

中国語フレーズは、自分なりに利用シーンを考え、先生に添削してもらうと実践力がつきます。

例えば、旅行やビジネスの場面など、実際に使う場面を考えて、自分が言いたい言葉を書いてみます。

そして、先生に添削してもらい、より自然な表現方法を学びます。

まとめ

この記事では中国語フレーズ学習におすすめの本5冊とフレーズの勉強方法を紹介しました。

中国語のフレーズを学ぶ際は、中国語学習の目的を明確にし、日常会話、旅行、ビジネスなど、必要な場面に合った本を選ぶことが大切です。

練習の際には、目で見るだけでなく聞いて真似し、スラスラ言えるまで音読すること、自分でも文を作ってみて先生に添削してもらうことが効果的です。

実際に中国人と会話ができるととても楽しいです。

ぜひ、たくさんのフレーズを使いこなせるよう練習してみてくださいね。