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中国語の自己紹介で役立つ便利なフレーズ!初対面で言いたい言葉を例文付きで覚えよう
初めて中国に行った時、中国の人と知り合った時、必ず必要になるのが、自己紹介です。
この記事では、そんな中国語での自己紹介においてとても便利なフレーズを紹介します!
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中国語の基本挨拶フレーズ
教科書の序盤に登場する挨拶の言葉を5つ紹介します。
- 挨拶の基本「こんにちは」
- お別れの時の「さようなら」
- 感謝を伝える「ありがとう」
- 謝罪の言葉「ごめんなさい」
- 初対面の挨拶「はじめまして」
中国語を学び始めて間もない人は、まずこの章で紹介するフレーズから暗記しましょう。
中国語の日常会話に関する詳しい情報は、「中国語の日常会話よく使うフレーズや、おすすめの勉強方法とアプリの選び方も紹介」の記事でも解説しています。
挨拶の基本「こんにちは」
「こんにちは」は皆さんもご存じのとおり、你好(Nǐ hǎo)です。読み方はニーハオですが、中国語には声調という独特なイントネーションがあります。違和感のないよう、実際に音声を聞いて発音を真似してみましょう。
また、目上の人には您好(Nín hǎo)、大勢の人には大家好(Dàjiā hǎo)を使います。それぞれニンハオ、タージャーハオと読むので、あわせて覚えましょう。
中国語初心者向けの旅行会話については、「中国語で旅行を楽しもう!初心者向け旅行会話フレーズ」の記事でわかりやすく解説しています。
お別れの時の「さようなら」
「さようなら」で一番有名なフレーズは再见(Zàijiàn)です。ザイジェンと読みます。
よりフランクに「また明日、バイバイ」と伝えたいときは、明天见,拜拜(Míngtiān jiàn,Bàibài)と言いましょう。
実際は「さようなら」とかしこまった言い方はあまりしません。友人同士の会話では拜拜が最も一般的です。
感謝を伝える「ありがとう」
「ありがとう」は谢谢(xièxie)です。「シェイシェイ」のように覚えた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は「シエシエ」と発音します。間違えた癖がつく前に正しい発音を覚えましょう。
また「太谢谢了(tài xièxie le)」のように言うことで感謝の度合いが強まります。
「太谢谢了 tài xièxièle」ありがとうございます。は、「太感谢了 tài gǎnxièle」どうもありがとうございますとも言い、より丁寧な表現になります。
「大変感謝しています」とも言えます。
「どういたしまして」と伝えるフレーズは不客气(Búkèqi)です。効率よくセットで覚えましょう。
謝罪の言葉「ごめんなさい」
目上の人に対しての謝罪のように重めの謝罪をするケースでは对不起(Duìbuqǐ)を使います。日本語の「誠に申し訳ございません」と同じくらいの重みがあります。
一方で「すみません」と普段使う軽めの謝罪は不好意思(Bù hǎo yìsi)を使います。紹介した2つのフレーズはどちらも重要単語ですが、使う頻度は不好意思の方が高めでしょう。
「すみません」や「ごめんなさい」は日常的な謝罪に使います。
相手に大きな迷惑をかけたり、申し訳ないことをした場合、「本当に申し訳ございません」「大変失礼いたしました」のように、より丁寧な表現を使います。
初対面の挨拶「はじめまして」
初対面で使う「はじめまして」は初次见面(Chūcì jiànmiàn)です。このフレーズはビジネスシーンや雰囲気が固い場所で使います。
友達同士で「はじめまして」と言いたい場合、你好で済ませることがほとんどです。ビジネスマンや社会人は初次见面と言うこともあります。
大勢の前で「はじめまして」と言うときは、先ほど紹介した大家好(Dàjiā hǎo)を使います。
中国語で「よろしくお願いします」は、「中国語で「よろしくお願いします」を表す便利なフレーズを紹介!ビジネスやメールから友達にも言える表現を学ぼう」の記事を読むことで、さらに詳しい情報を理解することができますよ。
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名前を紹介する際の中国語表現
自己紹介は友人関係やビジネス関係を築くための大切なやり取りです。この章では以下の4つの名前の紹介の仕方と、名前の聞き方を紹介します。
- 基本の「私の名前は〇〇です」
- フルネームで「名前は〇〇です」
- 姓名を別々に紹介
- 名前の漢字を説明
- 相手の名前を尋ねる方法
自分の名前を伝えるだけでなく、漢字も説明もできるようになりましょう。
中国語の勉強が楽しいと感じるポイントについては、「中国語の勉強が楽しいと感じるポイントは?工夫次第でリスニングや単語もレベルアップできます」の記事を読むことで、さらに詳しい情報を理解することができますよ。
名前の基本表現「私の名前は〇〇です」
「私の名前は〇〇です」は、我是〇〇(Wǒ shì)で覚えましょう。どこでも使える基本的な表現です。
「我是〜」は「私は〜です」という意味なので、「我是日本人」のように幅広く使えます。
中国語で「私は日本人です 」と伝えたい時は、「「私は日本人です 」を中国語で言うと?「我是日本人」の正しい発音について練習してみよう!」の記事をご覧ください。
フルネームでの自己紹介
フルネームで伝えたいときは「我叫〇〇(Wǒ jiào)」を使います。フルネームでは「叫」を使うのがベターです。
名字や下の名前、ニックネームを紹介するときにも使えます。
【例文】我叫佐藤(私の名前は佐藤です)
名と姓、別々の紹介方法
姓名を別々に紹介するには、次のように言います。
【例文】我姓〇〇,名字叫△△(Wǒ xìng 〇〇, míngzi jiào△△)
私の名字は〇〇、名前は△△
名字を表現するときは「姓」を使い、下の名前を表現するときは「名字」を使います。日本語の名字(みょうじ)と中国語の名字(míngzi)は意味が違うので注意しましょう。
中国語の「先生」については、「中国語の「先生」の意味は?講師を表す「老师」と男性を表す「先生」の使い分けをしよう!」の記事でさらに解説しています。
名前の漢字についての説明
中国語には同じ読み方・声調の漢字が多く存在します。そのため自己紹介と名前の漢字の説明はセットです。説明するには次の3つの方法が多く使われます。
- 部首から名前を説明する
- 「李」が木と子で構成されているように、漢字を分けて説明する
- 同じ漢字を使う別の単語を例に上げて説明する
中国人は名字が1文字のため説明が容易です。日本人は複数文字の名字が多いので、1文字ずつ説明するか、紙に書いて説明するかどちらかの方法をとりましょう。下記の説明例文を参考にしてください。
【説明例文】汉字是辅佐的佐(Hànzì shì fǔzuǒ de zuǒ)
漢字では補佐の佐と書きます
相手の名前を尋ねる方法
相手の名前を友達関係のような相手に聞くときは你叫什么名字(Nǐ jiào shénme míngzi)と聞きます。名字だけを聞きたいときは你姓什么(Nǐ xìng shénme)を使いましょう。
一方で目上の人に丁寧に聞くケースでは、您贵姓(Nín guì xìng)と言います。您や贵は目上の人に使う敬語表現です。
「中国語の名前ってどういうルール?自己紹介の方法についても紹介」の記事では、中国語の名前について興味深い視点で解説しています。
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年齢や職種・興味を伝える方法
自己紹介で名前を伝えた後は、年齢、職業、趣味などを言いますよね。この章では名前の後に付け加える自己紹介フレーズを紹介します。繰り返し練習して、自己紹介をマスターしましょう。
「中国語で「友達」を表す単語は?仲良くなれる便利な表現・フレーズを覚えよう!」の記事では、中国語の「友達」の表現について解説しています。
生まれた年の干支と生年月日
生まれた年と年齢は次のように言います。
【例文】我是1990年1月1日出生的。今年33岁了。(私は1990年1月1日生まれ、今年で33歳になりました。)
(Wǒ shì yī jiǔ jiǔ líng nián yī yuè yī rì chūshēng. Jīnnián 33 suìle.)
年齢を伝える言葉は「岁」、過去形を表す言葉は「了」です。次に干支を伝える方法について紹介します。下記の例文をご覧ください。
【例文】我是属兔的(私はうさぎ年です)
(Wǒ shì shǔ tù de)
干支は中国語で属相と書きます。干支を伝える際は「〇〇に属する」という意味で「属〇〇」と言います。
補足
我是1990年1月1日出生的。今年33岁了。
例えば、1990年1月1日生まれの人は、満年齢が34歳、数え年が35歳となります。
年配の方は数え年を、若い人は満年齢を好んで使う傾向があります。
満年齢が実際の年齢であり、法律上も満年齢が基準だと考えられています。
個人情報が漏れてしまう可能性があるため、特別な場合でなければ生まれた年を具体的に伝える必要はありません。
正式な場や若い人同士の場合は、満年齢を言えば十分です。相手が生まれた年を尋ねてきたら、詳しく答えてあげましょう。
若い人は星座や性格診断などに関心を持つ人もいるので、自己紹介の時に触れても良いでしょう。
年配の方と話す場合は、「私は34歳です。午年です」と言えば良いでしょう。
年配者は十二支をよく知っているため、生まれた年をすぐに計算できます。中国の十二支は旧正月を基準としています。
たとえば、日本では2024年1月1日から12月31日までが辰年ですが、中国では2024年の旧正月(2月9日)前に生まれた子は卯年、旧正月後に生まれた子は辰年になります。
仕事や職種に関するフレーズ
仕事や職種を伝えるフレーズにも「我是〇〇」を使います。「我是公司职员」で「私は会社員です」になります。また〇〇会社に勤めていると表現する場合、「我在〇〇公司工作(Wǒ zài 〇〇 gōngsī gōngzuò)」というフレーズを覚えておきましょう。
「工作」は日本語と意味が異なり、「仕事をする」という意味です。
好みや興味を伝えるフレーズ
好みや興味、趣味を伝えるフレーズは「我喜欢〇〇(Wǒ xǐhuān)」や「我的爱好是〇〇(Wǒ de àihào shì)」です。
我喜欢は好きなことを伝える時に使います。爱好は趣味という意味です。日常生活で頻繁に登場するフレーズなのでぜひ覚えましょう。
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連絡情報の交換の仕方
自己紹介やお互いを知った後、連絡交換をするケースも多いのではないでしょうか。いざという場面で困らないためにも、電話番号やメールアドレスの伝え方を覚えましょう。
中国語検定4級のレベルについて興味がある人は、ぜひ「中国語検定4級のレベルと必要な勉強時間は?過去問を使って合格する学習方法や合格点と合格率の推移も紹介」の記事もご覧ください。
携帯番号の伝え方
電話番号を伝えるとき、数字の「1」の発音がyāoに変わります。これは元々のピンインである「yī」が、数字の7(qī)と間違えられる可能性が高いからです。
また、電話番号を聞きたいときには「您的手机号码是多少?(Nín de shǒujī hào mǎ shì duōshǎo?)」と言います。意味は「携帯番号は何番ですか?」です。
※「お電話番号を教えていただけますか?」という意味でも使います。
メールアドレスの伝え方
メールアドレスを伝えるとき「这是我的邮箱(Zhè shì wǒ de yóuxiāng)」と言います。「これが私のメールアドレスです」という意味で、邮箱がメールアドレスです。
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中国語の基本自己紹介フレーズ:まとめ
今回は中国語の基本自己紹介フレーズについて紹介しました。主に紹介したのは以下の3つです。
- 基本的な挨拶
- 簡単な自己紹介と職業や趣味などを伝えるフレーズ
- 連絡先を交換するときのフレーズ
人との良好な関係を築くためには必須のフレーズです。発音を聞きながら真似することが中国語上達のコツです。特に初心者の方は声に出しながら練習してみてくださいね。
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