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約1000文字の文章を読んで400字程度に要約します。
5W1Hを意識して文章を覚えましょう。要約は間違いにくい基本的な文法で書くのもポイントです。
出題のルールに従うとともに、原稿用紙の使い方も注意しましょう。
HSK6級の試験問題は聞き取り・読解・作文の3パートに分かれます。
その中でも作文パートの点数が伸び悩む人も多いのではないでしょうか。
今回はHSK6級の作文の概要や対策のコツ、おすすめの教材を紹介します。
作文のルールもあわせて理解し、得点できる文を書けるようにしましょう!
HSK6級の作文は与えられた文章の要約です。
試験のルールに従って書くことが大切です。
この章では以下の2点について具体的に解説します。
ポイントをおさえて確実に得点しましょう。
>>>HSK6級のレベルと合格点は?効果的な勉強方法と試験対策も紹介します
HSK6級の作文の試験内容は「与えられた約1000字の文章を読み、400字程度で要約する」ことです。
規則は以下のとおりです。
読んだ文章は回収されてしまい、メモもできないのが1番の難点です。
原文にはタイトルがありませんが、タイトルをつける必要もあります。
要約時間35分のうち、見直しする時間を考慮し、30分以内で書けるように練習しましょう。
HSKは採点基準が公表されていません。
しかし、明らかな減点対象は複数あります。
最も大切なことは、試験問題に書かれているルールに従って書くことです。
そして、漢字や文法のミスがないようにするのはもちろんのこと、次章で解説する原稿用紙の使い方にも注意しましょう。
作文の原稿用紙は横書きで、横20マス、縦25行の500文字です。
中国の原稿用紙は日本の原稿用紙の書き方と異なる点があります。
正しい原稿用紙の使い方に従って書き、もったいない減点を防ぎましょう。
HSKの作文は題名(タイトル)から書き始めます。
題名は1行目の左から4マスをあけた「5マス目から書き始める」というルールがあります。
もしくは「1行目の中央」にバランスよく書く方法もおすすめです。
中央に書いたほうが日本人としてはしっくりきますよね。
日本人が間違えがちで注意しなければいけないポイントは「段落一文目の書き出しは2マス下げる」ことです。
日本語では1マスのため、見慣れない感じがしますよね。
慣れてしまっているがために、緊張した状態だとうっかり1マスで書いてしまうこともあります。
必ず適宜見直しをする癖をつけること、普段から作文の練習をすることでケアレスミスを防ぎましょう。
句読点や記号を書く時のルールは以下の通りです。
「、」の使い方が日本語と違うため注意が必要です。
句読点や疑問符、感嘆符は日本語と同様に行の1文字目にならないよう、前の行の最後のマスに漢字と一緒に書きます。
始まりのかっこが行の最後になった場合も漢字と一緒に書きます。
テキストの作文解答例などを通して確認しておきましょう。
数字を書く時のルールは日本語の作文と異なる点があります。
特徴的なルールは以下の通りです。
2桁以上の数字と小数点は「2文字で1マス」と覚えておきましょう。
HSK6級の作文は原文が回収されてしまうため、「覚えられない!」「400字も書けない!」を克服するのがカギです。
練習のポイントは3つあります。
作文の練習で必ず使う教材は過去問です。
与えられる文章は1000文字もあり、10分間の黙読で全てを暗記するのは不可能です。
そこで、過去問ではまず文章暗記のコツを掴んでいきます。
文章で大事なのは「だれが・いつ・どこで・なにを・なぜ・どうした」の5W1Hです。
登場人物に着目し、ストーリーをイメージしながら理解すると覚えやすくなります。
何百ページもある小説でも話の大まかな内容は覚えていますよね。
作文の練習は「要約を書く」前にまず読み方を改善しましょう。
作文の対策として「どんな場面でも使えるテンプレートを用意する」と文を書きやすくなります。
単語を入れ替えればすぐ使える文をいくつか用意しておきます。
使う文法は中国語の基本文法である「SVO」から「是・在」を使う文法など、基礎的な文法で問題ありません。
あえて難しい文法ではなく簡単な文法を使う理由は、難しい文法でミスをして減点されるのを防ぐためです。
また、読んだ文章をそのままところどころ抜き出して書くことも、減点されるリスクを減らします。
単語が分からないと文章を理解することも要約することもできません。
過去問やテキストを通して重要単語は覚えておきましょう。
単語帳には『合格奪取!新HSK6級単語トレーニングブック』がおすすめです。
また、手書き試験の場合は漢字を正しく書くことも必要です。
ネット試験の場合は入力できるようピンインを覚えておきましょう。
毎日中国語で紹介する作文対策におすすめのテキストは以下の2冊です。
問題演習をたくさん積むことが作文で高得点をとる近道です。
問題量が豊富な教材を選びましょう。
『公式過去問集』は日本語の詳しい解説があるのが特徴です。
解説が分かりやすいため復習しやすく、過去問題を繰り返すことで作文に慣れていきます。
6級の作文は5級までと形式が違うため、ポイントを理解しながら練習を重ねましょう。
作文の要約の仕方が豊富に載っているテキストは『新HSK応試全解析(六級)』です。
公式過去問集とは違い、新HSK応試全解析は中国語で書かれています。
要約では5W1Hを読み取り、抜き出すことが大切です。
新HSK応試全解析では問題文中にどこが5W1Hを表しているのかが明示されており、要約を行う練習問題も豊富です。
中国語でテキストが書かれていることに抵抗を感じない人はぜひ使ってみてください。
今回はHSK6級の作文問題の概要や対策の仕方を解説しました。
黙読は10分間しか与えられないため、過去問を使って読み方のコツを掴むことが大切です。
書き方にも日本とは異なるルールがあります。
特に段落初めに2マス下げて書き始めるというルールには注意が必要です。
難しい文法は避け、間違いにくい基本文法を軸に書き進めましょう!
毎日中国語公式LINEでは中国語学習方法を公開中です!
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