中国語検定の過去問を勉強しよう！無料でwebで見れるpdfを上手に使って中検合格を目指そう

中国語検定の最も効率の良い勉強法は、過去問を何度も繰り返して解くことです。

この記事では、そんな中国語検定の過去問について、入手法やおすすめの活用法を紹介します。

中国語検定過去問の入手方法は？

中国語検定の過去問を入手する方法は以下の2つです。

昔のように書店で購入する以外に、今ではwebから過去問を閲覧できるサービスもあります。それぞれ特徴があるので、ぜひ参考にしてください。

中国語検定4級のレベルに関する詳しい情報は、「中国語検定4級のレベルと必要な勉強時間は？過去問を使って合格する学習方法や合格点と合格率の推移も紹介」の記事でも解説しています。

公式サイトからダウンロード

過去問は公式webサイトからダウンロードすることができます。利用するサイトは日本中国語検定協会です。

リスニングの音声は有料版の過去問のみ付属しています。日本中国語検定協会のインターネット申込をご利用ください。

また「中国語検定過去問WEB」はwebサイトで解きたい過去問に絞って利用するシステムです。自動採点や結果分析機能があり、過去問演習を効率よく進められます。料金は月額2000円程度ですので、検討してみてください。

>>>日本中国語検定協会のダウンロードはこちらから

>>>中国語検定過去問WEBはこちら

中国語検定3級のリスニングに関する詳しい情報は、「中国語検定3級のリスニングのコツは？勉強法と試験問題への対策を紹介」の記事でも解説しています。

過去問題集を購入

書店での過去問題集の購入は、自分に合った教材を選べます。特に音声CD付きの教材や音声ダウンロードができる教材がベターです。スマホ端末に音声をダウンロードし、スキマ時間の勉強に役立てられます。

また教材の解答解説を見て選ぶことが可能です。

またWEBダウンロードと異なり、過去問を抜粋して分野別に編集した教材もあります。苦手分野を重点的に過去問で演習したい人にぴったりです。

中国語検定対策におすすめの過去問集とテキスト

中国語検定対策におすすめするテキストは以下の3つです。

過去問と試験対策テキストを併用し、合格のために役立ててください。

中国語検定3級のレベルの詳細については、「中国語検定3級のレベルと必要な勉強時間は？合格のコツと過去問題を使った勉強法」の記事でさらに解説しています。

中検試験問題シリーズ

「中検試験問題シリーズ」は、リスニングCD付きで丁寧な解説が好評の過去問集です。2023年の試験まで販売されています（※2024年3月現在）。

準4級には挨拶と受け答えのフレーズが載っていて非常に良心的な教材です。1つの教材に3回分の過去問が収録されています。1冊あたり2500円前後で購入できるので、ぜひ検討してください。

合格奪取！中国語検定トレーニングブックシリーズ

「合格奪取！中国語検定トレーニングブックシリーズ」は、過去問は収録されていませんが、練習問題や模擬試験で勉強する教材です。4級と準4級は一冊で完結します。それ以外の級ではリスニングと筆記問題に分かれているので、2冊の購入が必須です。

文章を訳す問題の解説には数パターンの解答が載っています。1つの解答に縛られず、学習内容を応用できるのもこの教材の良い点です。

キクタン中国語シリーズ

「キクタンシリーズ」は英語でも有名な、付属の音声を聞きながら単語を暗記する教材です。ピンインや苦手な発音を覚え、リスニング問題にとりかかるための基礎を徹底しています。音声ダウンロードも可能なため、スキマ時間の勉強向きです。

基礎作りから最後の仕上げ期間も含め継続して使うことで、単語の暗記忘れを防ぎます。リピーティングは発声することで効率よく暗記できるため、おすすめの勉強法です。ぜひ活用してください。

過去問テキストで中検対策をするメリット

過去問テキストで試験対策をするメリットは以下の3つです。

試験合格には必要な「試験慣れ」のためには過去問が必須です。これらのメリットについて詳しく解説します。

中国語検定準4級のレベルに関する詳しい情報は、「中国語検定準4級のレベルと必要な勉強時間は？過去問から見る合格率と合格点を突破する学習法」の記事でも解説しています。

試験の形式に慣れることができる

中国語検定は級によって問題傾向や内容が異なります。試験内容の分析を行うことで、問題順序や自分に合った解き方を見つけられるでしょう。

また問題形式によって得意不得意が人によって分かれます。

試験慣れは解くスピードにも影響します。過去問演習によって効率よく解けるようになるため、見直しの時間を十分に確保しケアレスミスを防ぎましょう。

必要な知識やスキルが身に付く

過去問に触れることで単語のレベルや文章量の把握ができます。そして自分に適した解き方やリスニングのやり方など、解くスキルが身につくのです。

しかし知らない単語が多すぎる場合、まだ過去問を解く段階ではありません。その状態で過去問に取り組んでも効果はあまり得られません。最後の仕上げ段階で過去問を使用することを忘れないでください。

自分の弱点がわかる

ある程度勉強した状態で過去問に取り掛かると、苦手な分野が明らかになります。数回分の過去問を解いて間違える問題の傾向を知ることが最後の試験対策です。

大問ごとの正答率や間違えた要因を分析することで、次にやる勉強を考えます。分からない単語が多いのであれば、単語帳で暗記をしましょう。

過去問でつまずいたら、勉強方法を見直してみましょう。

中国語検定過去問のよくある質問

中国語検定の学習で過去問について、よくある質問をまとめました。

中国語検定3級落ちたらどうすればいいのかについて、「中国語検定3級落ちたらどうすればいい？よくある不合格の原因と再チャレンジまでにやるべきこと」の記事で触れています。

Q1：過去問はいつから解き始めればいいですか？

一通りの学習を終え、6〜8割の理解ができている状態が最適です。試験日の1ヶ月前には取りかかりましょう。過去問を何度も使用することを踏まえ、試験直前のみ使うのは避けてください。

Q2：過去問を解く際のポイントは何ですか？

過去問を解く際のポイントは以下の3つです。

過去問の主な使い方は試験内容の把握です。傾向を知り効率よく問題が解けることを目標に行いましょう。

過去問を活用して中国語検定に合格！：まとめ

今回は中国語検定の過去問について解説しました。過去問の使用時期は約8割の学習を終えた頃がおすすめです。試験の傾向を知って苦手分野を克服するために過去問を使用しましょう。

また勉強の進め方は「単語・テキスト→過去問→苦手分野をテキストで復習」がベターです。テキストは練習問題が豊富、かつ解説が分かりやすいものを選んでください。