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中国語と英語を同時に勉強しても良い?中国語と英語の違いも解説します。
- 中国語と英語を同時に勉強してもよい?
- 中国語と英語は似ていると言われるけど、本当?
- 中国語と英語の違いはなに?
中国語と英語はどちらも世界中で使われている言語であり、ビジネス上でも役に立つため、多くの方が勉強をしています。
中国語と英語は似ている言語と言われることも多く、同時に勉強をしようと考えている方もいるのではないでしょうか?
似ている言語であれば、中国語の学習と一緒に英語の勉強をしても問題ないと思われますが、実際は中国語と英語には違いも多くあります。
この記事では、中国語と英語を同時に勉強することについて、また中国語と英語の違いについて解説します。
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中国語と英語は同時に勉強できる?
中国語と英語は同時に勉強できるのでしょうか?
中国語と英語は、似ていると言われることも多く、同時に勉強してもよいと考える人も多い様です。
ただし、実際は中国と英語には異なる点も多くあります。
結論から言うと、まずはどちらか1つの言語に集中して勉強することをおすすめします。
中国語と英語は似ているとも言われていますが、実際には多くの違いがあります。
特に語学学習初心者の場合は、違いの多くある言葉を同時に勉強してしまうと、頭の中が混乱しがちです。
自分にとって必要性が高い言語を選び、1つの言語に集中して勉強をしましょう。
中国語の勉強法に関する詳しい情報は、「初心者におすすめの中国語の勉強法とは?独学でも挫折しないプロが教える学習のステップを紹介」の記事でも解説しています。
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中国語と英語の違い
中国語と英語の語順や文法は似ていると言われることが多いですよね。
中国語と英語と共に、基本語順が「SVO(主語+動詞+目的語)」ということが理由だと思われます。
確かに基本語順は似ているのですが、中国と英語には違いも多くあります。
実際の中国語と英語の違いを見ていきましょう。
NHKの中国語講座で勉強する方法については、「NHKの中国語講座で勉強する方法は?初心者から上級者までのコツを紹介」の記事も読んでみてくださいね。
大まかな語順の違い
中国語と英語の語順は実際に、「我爱你」と「I love you」、「我是日本人と「l’m Japanese」を比べると、どちらも「主語+動詞+目的語」という語順が全く同じですね。
ところが、この様に短い文では語順が同じなのですが、長い文章になると語順が違ってきます。
具体的な違いは下記の2点です。
時間や場所を表す場合
時間や場所を表す場合は、中国語と英語では語順が違います。
例えば、「私は昨日家で英語を勉強をしました」を中国語と英語で表すと、下記の通りです。
中国語:我昨天在家里学习英语。
英語:I studied English at home yesterday.
中国語での語順は、「主語+時間+場所+動詞+目的語」。
英語での語順は、「主語+動詞+目的語+場所+時間」。
この様に、中国語と英語では、時間や場所を表す場合は語順が全く違いますね。
疑問形の場合
疑問形でも、語順は異なります。
例えば、「あなたは日本人ですか?」を中国語と英語で表すと、下記の通りです。
中国語:你是日本人吗?
英語:Are you Japanese?
中国語の語順は「主語+動詞+目的語+吗」ですが、英語の語順は「動詞+主語+目的語」です。
別の疑問形をみてみましょう。
「これは何ですか?」を中国語と英語で表すと、下記の通りです。
中国語:这是什么?
英語:Waht is this?
中国語の語順は「主語+動詞+什么」ですが、英語の語順は「What+動詞+主語」です。
この様に、中国語と英語では、疑問形の語順も全く違います。
細かな文法の違い
中国語と英語では、細かな文法の違いも多くあります。
特に時制については、中国語と英語では大きな違いがありますよ。
代表的な文法の違いは下記の3点です。
中国語リスニングの詳細については、「初級のリスニングを克服する方法!中国語の初心者に試して欲しい聞き取り練習」の記事でさらに解説しています。
中国語には冠詞がない
中国語には冠詞がありません。
英語には、名詞の前につける「a, an, the」の様な冠詞があります。
「This is a pen.」、「This is an apple.」、「I saw the moon yesterday.」の様に使いますね。
中国語には、この様な冠詞がないのです。
「这是笔」、「这是苹果」、「我昨天看了月亮」という感じで、名詞の前には何もつきません。
中国語には三単現のsがない
中国語には三単現のsがありません。
英語では三人称・単数・現在形の場合は、動詞にsを付けるというルールがあります。
簡単に言うと、IとYou以外の単数形の主語で、現在形の場合は動詞にsを付ける必要があるのです。
「He plays soccer.」という様な感じです。
中国語では「他踢足球」の様に、動詞の変化はありません。
中国語には時制がない
中国語には時制がありません。
英語では現在形・過去形・未来形が明確に区別されますが、中国語では文章のはじめに時間に関する言葉を付けることにより、時間を判断しています。
中国語では「了」が付くと過去形と言われることもありますが、未来形でも「了」を付けることはあり、「了」だけでは判断できません。
中国語での現在形・過去形・未来形は下記の様に表されます。
現在形:我学习英语。
過去形:我昨天学了英语。
未来形:我明天学习英语。
中国語の場合は動詞が変化しないので、文章のはじめに「我昨天~」や「我明天~」の様に時間を表す単語をいれることで、時制を理解できるのです。
発音の違い
中国語と英語にはどちらも、日本語にはない発音が多くあります。
例えば、「L」と「R」は日本語では同じラ行ですが、中国語と英語では区別されています。
中国語と英語の発音は、似ている部分もあるのですが、下記の様な違いもあります。
母音と子音の数
中国語と英語では、母音と子音の数が違います。
中国語は母音が36個と子音が21個。
それと比べて、文献によって違いはあるのですが、英語には母音が26個と子音が24個あると言われています。
母音と子音の数がそれぞれ違うということは、中国語と英語にはお互いにない発音があるということです。
中国語には声調(四声)がある
中国語の発音での一番の特徴は、声調(四声)があることです。
基本的には第一声から第四声までの四種類の声調に分かれており、軽声も含めると五種類あります。
英語や日本語にもアクセントやイントネーションはありますが、中国語の場合は漢字1文字ごとに声調が決められています。
声調を間違えると全く違う意味になり、相手に通じません。
声調(四声)があることが、中国語と英語の発音の最大の違いと言えます。
単語の変化の違い
中国語の単語は変化をすることがありませんが、英語では場合によって変化します。
英語では単語が変化する場合でも、中国語では単語が全く変化をしなかったり、別の言葉が追加されるだけです。
単語自体が変化しないという点では、中国語の方が日本語に似ていると言えますね。
中国語勉強での本選びについては、「中国語の勉強でおすすめの本や参考書の選び方と効果的な学習方法を解説します。」の記事でも解説しています。
中国語には名詞の単数形と複数形がない
中国語には名詞の単数形と複数形が分かれていません。
英語の場合は、「dog ⇒ dogs」、「box ⇒ boxes」、「city ⇒ cities」の様に、単数形と複数形でスペルが変わります。
中国語の場合は単数形と複数形の違いはなく、単数でも複数でも「狗」、「箱子」、「城市」になります。
中国語には格変化がない
中国語には格変化がありません。
英語では主語である「I」、「you」、「he」、「she」、「they」、「it」が、主格・所有格・目的格で変化します。
主格は「私は」という意味で「I」、所有格は「私の」という意味で「my」、目的格は「私を、私に」という意味で「me」という様に変化しますよね。
中国語には格変化はありません。
しいて言うならば、所有格の場合は「我」に「的」を付けて「我的」となりますが、言葉が追加されるだけで変化はしないのです。
中国語には時制変化がない
中国語では、時制による動詞の変化がありません。
英語では過去形、現在進行形、完了形で動詞が変化します。
現在形:I speak English.
過去形:I spoke Einglish yesterday.
現在進行形:I am speaking English now.
完了形:I have spoken English.
中国語では、過去形、現在進行形、完了形でも動詞は変化しません。
現在形:我说英语。
過去形:我昨天说了英语。
現在進行形:我正在说英语。
完了形:我说过英语。
過去形の場合は動詞の後に「了」、進行形の場合は動詞の前に「正在」が付いていますが、動詞の「说」の形は変化していません。
この様に、中国語では時制による動詞の変化はしないのです。
「中国語のリスニングは難しい?苦手な理由と習得のコツを解説」の記事では、中国語のリスニングが苦手な理由について興味深い視点で解説しています。
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まとめ
今回は、中国語と英語を同時に勉強することについて、下記内容を解説しました。
- 中国語と英語は同時に勉強できる?
- 中国語と英語の違い
- まずは1つの言語に集中するのがおすすめ
結論としては、中国語と英語は同時に勉強せずに、まずは1つの言語に集中して勉強することをおすすめします。
中国語と英語は似ていると言われることも多いのですが、実際には違いが多くあり、全く別々の言語です。
別々の言語を同時に勉強をしてしまうと、特に語学学習初心者の方は、混乱してしまうはずです。
そのため、自分にとって必要性の高い言語を選んで、1つの言語に集中をして勉強をしましょう。
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