中国語講座を比較！オンラインor通学？｜目的別失敗しない選び方

中国語の講座は、教室に行って受ける通学型、どこでも受けられるオンライン型、大人数や少人数のグループレッスン、1対1のマンツーマンなど、様々なタイプがあり迷ってしまいますよね。

講座内容や価格も学校やコースによってまちまちです。

この記事では、中国語講座の種類を比較し、目的に合った講座の選び方を紹介します。

自分にぴったりの講座を探しましょう！

中国語講座の種類

この章では、中国語講座の種類を解説します。

それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

• 通学・オンライン・ハイブリッド（通学&オンライン併用型）の比較
• マンツーマンとグループレッスンの違い

通学・オンライン・ハイブリッド（通学&オンライン併用型）の比較

まずは通学、オンライン、ハイブリッド（通学&オンライン併用型）の特徴を比べてみましょう。

	対面	オンライン	ハイブリッド
メリット	・学習環境が良い ・集中しやすい ・仲間との交流	・時間や場所が自由 ・比較的安い傾向	・対面とオンラインの両方の利点がある
デメリット	・時間の制約 ・移動が必要	・自己管理が必要	・費用がやや高め
費用の目安	・グループ：6,000〜/月 ・マンツーマン：3,000円〜/1時間	・マンツーマン：5,000円〜/月	・1.5万円〜/月

※価格はスクールやコース内容により大きく異なります。詳細は各講座のサイトでご確認ください。

移動時間や柔軟なスケジュール優先ならオンライン、学習環境やモチベーション維持優先なら通学型が比較的向いています。

迷ったら無料体験レッスンを利用して通学・オンライン両方を体験してみましょう。

マンツーマンとグループレッスンの違い

マンツーマンレッスンとグループレッスンは、指導方法や価格が異なります。

グループレッスンに比べると費用は高めですが、質問しやすく、間違っても恥ずかしくないという利点があります。

また、スケジュール調整も比較的柔軟にでき、忙しくても続けやすいのはマンツーマンです。

一方、グループレッスンは一般的にマンツーマンレッスンより費用を抑えやすく、他の受講生との交流を通じてモチベーションを維持しやすいことが多いです。

内向的な性格だと質問しにくいことがあるかもしれませんが、他の人の質問を聞くのも勉強になります。

初級のうちはマンツーマンで基礎を固め、ある程度レベルが上がってからグループレッスンにするのも1つの方法です。

【目的別】中国語講座の選び方

この章では、学習目的に応じた中国語講座の選び方を紹介します。

現在のレベルや目標に合わせて講座を選びましょう。

• 初心者が挫折せず続けられる中国語講座の選び方
• 旅行に役立つ中国語講座の選び方
• HSK対策講座の選び方
• ビジネス向け中国語講座の選び方
• 中国語通訳・翻訳のための講座の選び方
• 社会人のライフスタイルに合った講座の選び方

初心者が挫折せず続けられる中国語講座の選び方

• 丁寧な発音指導
• 日本語によるサポート
• 継続しやすい学習環境

中国語は発音が難しいため、初期段階での丁寧な指導と繰り返しの練習は特に大切です。

日本語での説明や質問対応があると理解しやすく、安心感もあります。

講師は「国際中文教師資格証」「日本語能力試験N1」などの資格を参考に選んでみてください。

また、体験授業を受けてみて、「楽しい！」と感じる雰囲気や、「もっと知りたい！」という意欲が湧くかどうかも大きなポイントです。

学校によっては、学習をサポートする体制や目標に合わせた学習プラン、講師からのフィードバックがあります。

体験レッスンは「自己紹介」など1つテーマを決めて、同じシチュエーションで2〜3校比較してみましょう。

旅行に役立つ中国語講座の選び方

旅行向け中国語講座は、短期間で習得できる実用的なフレーズと、現地で実際に使えるリアルな表現に焦点を当てた内容が役に立ちます。

挨拶や自己紹介、道案内、買い物、レストランでの注文など、旅行中によく遭遇する場面を想定した内容が中心です。

また、現地の発音や方言の違いにも触れるコース（北京・上海・広東など地域による違い）や、旅行ガイドブックでは学べない現地の生きた表現や文化的背景も学べるものも、好奇心そそられモチベーションが高まります。

下記の記事でも旅行フレーズを紹介しています。

【関連記事】中国語で旅行を楽しもう！初心者向け旅行会話フレーズ

HSK対策講座の選び方

HSK（汉语水平考试）対策には、合格実績が多いスクールや、HSKを熟知した講師が担当する講座がおすすめです。

HSKは中国政府公認の中国語能力試験で、留学や就職、自己のレベル証明に活用できる国際的な資格です。

HSK対策講座では、過去問を分析し、出題形式に沿った演習や本番同様の模擬テストを通して確実に得点できる力をつけていくことが多いです。

簡易的なレベルチェックはHSKサイトのレベルチェックに各級あります。

1級が最も基礎で、級が上がるごとに難しくなります。

ビジネス向け中国語講座の選び方

ビジネス向け中国語講座は、ビジネス中国語の指導経験が豊富で、実際のビジネス経験を持つ講師を選ぶと、より実践的な知識を得やすくなります。

ビジネス中国語は、基礎的な中国語の知識があることを前提としたコースが多いため、基礎がまだの場合は先に一般的な基礎コースから始めましょう。

講座では商談やメール作成など実務で使える実践的な中国語と、中国のビジネス文化を学びます。

ビジネスシーンでは一般的な日常会話とは異なる語彙や表現、マナーが求められます。

また、中国のビジネス文化やマナーへの理解も重要な要素となります。

中国語通訳・翻訳のための講座の選び方

通訳・翻訳を目指す中国語講座は、高度な言語運用能力と専門知識の習得に焦点を当てたカリキュラムが特徴です。

一般的な語学スクールとは異なり、特化したトレーニング方法や専門的な指導者のもとで学ぶことが重要となります。

通訳・翻訳を目指す場合、まずはHSK5級以上（または中国語検定2級以上）の中国語力を身につけることが前提となります。

その上で、通訳・翻訳に特化した専門スクールや講座を選びましょう。

通訳・翻訳を目指す方は下記の記事もあわせてご覧ください。

【関連記事】中国語通訳になるには？｜必須スキルと勉強方法

社会人のライフスタイルに合った中国語講座の選び方

社会人は、中国語学習と仕事が両立できる環境が大切です。

まずは自分に必要な条件を書き出してみましょう。

• 曜日・時間帯（週末のみ、夜⚪︎時以降など）
• 学習内容（仕事に必要、趣味など）
• 予算（月⚪︎円以内）
• 場所（家や会社の近く、オンラインなど）

また、残業などに備えてレッスンの振替制度があるか、キャンセルは何分前まで可能かも大きな要素です。

限られた時間で効率良く勉強するためにも、これらの要素を踏まえて講座を選んでいきましょう。

中国語講座の費用を抑える工夫

この章では、中国語講座の費用を抑える工夫を紹介します。

安い講座は価格が魅力的ですが、成果を得るためには注意点もあります。

• 安い中国語講座の選び方と注意点
• 無料で始められるNHK中国語講座
• 日中友好協会/文化センター中国語講座

安い中国語講座の選び方と注意点

中国語講座は、安さだけを追求すると学習効果が得られず、時間とお金の無駄になる可能性があります。

また、レッスン料以外にも年会費や教材費が別途かかる場合もあります。

いくつか比較検討して、自分に合ったものを選びましょう。

例えば、次のような講座は比較的価格が抑えられています。

• 国際交流協会などの講座
• 市民講座
• 大学公開講座
• オンラインレッスン
• グループレッスン

講座を選ぶ際は、レッスン価格だけでなく、講師の資格や経験、サポート体制もしっかり確認しましょう。

各スクールのキャンペーンをチェックし、割引や入会特典を活用するのも費用を抑えられます。

無料で始められるNHK中国語講座

これから中国語学習を始める場合は、まず無料の講座を試して、必要に応じて有料講座を選ぶという方法もあります。

例えば、NHKのラジオ・テレビ講座は基礎から体系的に学べるカリキュラムになっており、ラジオは月曜日〜金曜日、テレビは水曜日に放送されています。

公式サイト：中国語の語学番組 – NHK

また、「NHKゴガク」のアプリから前の週のラジオ放送を聴くこともできます。

書店で販売されているテキスト（税込680円/月）を購入すると、さらに理解が深まります。

日中友好協会/文化センター中国語講座

多くの地域に日中友好協会や日中友好文化センターがあり、中国語講座が開講されています。

中国語だけでなく、文化講座や交流会などのイベントも催されています。

例：

都市	サイト
東京	中国語講座 – 日中友好東京文化センター
横浜	中国語講座 – 横浜日本中国友好協会
大阪	中国語講座 – 日中友好協会大阪府連会
名古屋	中国語教室 – 日中友好協会愛知県連合会
福岡	中国語講座 – 福岡日中文化センター

上記以外もお住まいの地域名で検索してみてください。

まとめ

▪️マンツーマン：個人のペースや目標、スケジュールに合わせやすい

▪️グループレッスン：比較的安価で、受講生同士の交流もある

▪️オンライン：移動時間が不要で価格も安め

▪️通学：学習環境が良く、モチベーションを維持しやすい

どのタイプでも、自分のレベル、学習目的、ライフスタイルに合った講座を選ぶことが大切です。

目標を達成して、中国語ライフを楽しみましょう。

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