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中国語検定2級のリスニング対策と勉強法とは?おすすめの参考書も紹介
中国語検定2級のリスニングはどのように勉強したら良いのでしょうか?
中国語検定2級は中上級レベルであり、3級と比べて格段に難しくなります。
合格率は30%~50%ほどと高くはありません。
特にリスニングは、「何を言っているのかさっぱり聞き取れない!」ということもありますよね。
リスニング攻略には、たくさん聞く以外にも大切なポイントがいくつかあります。
この記事では、中国語検定2級のリスニングの対策と勉強法や、おすすめの参考書について紹介します。
リスニング力をつけて、中検2級合格を勝ち取りましょう!
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中国語検定2級のリスニング対策
中国語検定2級のリスニング対策を紹介します。
- 筆記の単語も出題範囲になる
- 1回目は聞き取りに集中、2回目は解答に関連する部分のみ集中する
中国語検定2級は、筆記・リスニング共に70点以上が合格で、合計140点以上でもどちらかが70点未満だと不合格になります。
そのため、リスニングでも確実に得点しなければなりません。
リスニング対策の2つのポイントを見ていきましょう。
筆記の単語も出題範囲になる
中国語検定2級に必要な単語数は、具体的には発表されていませんが、おおよそ3000語~6000語ほどと言われています。
日常生活全般と社会生活の基本事項における中国語が出題されます。
リスニングも同様で、筆記試験の出題範囲である単語がリスニング中にも登場します。
そのため、筆記試験の勉強をしていてわからない単語があったら、必ず意味や拼音(ピンイン)を調べて、覚えるようにしましょう。
特に、漢字を見て意味をわかるようにするだけでなく、正しい発音を覚えることが大切です。
漢字の読み方(拼音)を覚えていないと、聞いたときに反応することができません。
また、当然のことながら知らない単語は聞き取ることができないので、語彙力を強化することはリスニングの得点アップに直結します。
1回目は聞き取りに集中、2回目は解答に関連する部分のみ集中する
中国語検定のリスニングの音声は2回流れます。
はじめに文や対話があり、その後、内容に関する質問と答えの選択肢4つが流れます。
1回目は聞き取りに集中して、全体的な内容と質問が何かを理解します。
2回目は質問に関する部分に注意して聞き進めます。
途中メモをとっても構いません。
特に人名や地名など固有名詞は聞き取りにくいことが多いので、質問で言われる固有名詞はチェックしましょう。
過去問題や模擬問題で本番と同様に練習して準備しておくことが大切です。
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中国語検定2級のリスニングの勉強法
中国語検定2級のリスニングの勉強法を紹介します。
- 中級レベルの聞き取りトレーニングをする
- ディクテーションにチャレンジする
- 参考書の模擬試験を繰り返し練習する
中検2級は3級と大きな差があります。
まずは2級よりも少し簡単な文で練習を重ね、その後、2級の問題へと段階的にステップアップしていきましょう。
中級レベルの聞き取りトレーニングをする
中国語検定2級のリスニング問題があまり聞き取れない場合、実はもっと簡単な文でも聞き取れていない可能性があります。
仮に1つ前の3級に合格していても、リスニングで満点だった人以外は、どこかしら聞き取れていない部分があります。
原因は、単語不足や、耳がスピードに慣れていないことです。
中検2級は中級の中でも上位レベルで、3級とは大きな差があります。
中検3級で聞き取れないところがある場合は3級の復習、もしくは中検3級とほぼ同レベルのHSK4級の聞き取りトレーニングから始めましょう。
中検3級とHSK4級が細部まで聞き取れる場合は、中検2級とレベルの近いHSK5級の文を聞くのも勉強になります。
また、検定用教材ではなく、教科書のような中級教材の音源を聞いたり、中級向けのラジオ講座、YouTube、ポッドキャストなども役に立ちます。
ディクテーションにチャレンジする
聞き取りトレーニングだけではなく、ディクテーションにもチャレンジをしてみましょう。
ディクテーションとは、音声を聞いてその中国語文を書きとる勉強方法で、リスニング力アップに非常に役立ちます。
ディクテーションの手順は以下の通りです。
- まずは自分のレベルに合った教材を選びましょう。8割程度は聞き取れる内容がおすすめです。
- 中国語の音源を聞いて中国語で書き取ります。
- 聞き取れなかった部分は何度か繰り返し聞いてみましょう。
- 何度聞いてもわからなかったところはあきらめることも重要です。
- 答え合わせをして、間違ったり聞き取れなかった単語を覚えましょう。
- 最後に、聞き取れなかった原因を分析します。
ディクテーションは、リスニングはもちろん、単語力や文法知識も向上することができるので、非常におすすめの勉強方法です。
中国語力が総合的にアップする勉強法なので、シャドーイングとあわせて勉強することで、リスニング力はもちろん中国語力を総合的に向上させることができますよ。
参考書の模擬試験を繰り返し練習する
中級の聞き取り練習やディクテーションで練習を重ねたら、参考書の模擬問題で実践演習をしましょう。
繰り返し練習することで、試験の形式に慣れ、聞くときに注意する点やメモの取り方も会得することができます。
模擬問題を解いた後は、スクリプトを見て、聞き取れなかったところを確認します。
知らない単語や表現は解説を見て理解し、知っている単語でも聞き取れなかったり聞き間違えたりした場合は、単語の発音(拼音)もあわせて確認しましょう。
【関連記事】中国語検定2級は就活や転職に有利?中国語検定2級が活かせる仕事
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中国語検定2級のリスニング対策におすすめの参考書
中国語検定2級のリスニングの参考書は多く出版されていますが、その中でもおすすめの参考書を2冊紹介します。
- CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編
- 中国語検定対策2級 リスニング編
リスニング対策の参考書を選ぶ際のポイントは、問題数が多いことと、わかりやすく解説がされていることです。
間違ってしまった問題については、解説を見て間違ってしまった原因を理解する必要があります。
今回紹介をする2冊の参考書は、どちらも問題数が多く、わかりやすい解説も付いているおすすめの参考書です。
CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編
中国語検定2級のトレーニングブックは、リスニング問題編と筆記問題編の2冊に分かれています。
トレーニングブックのリスニング編には、200問もの練習問題と、まるごと1回分の模擬試験が載っています。
本番形式の問題が多く収録されており、受験前の対策に非常に役立ちます。
また、分野ごとに解説や練習問題があるので、苦手な分野を効率的に学習できますよ。
中国語検定対策2級 リスニング編
中国語検定対策2級リスニング編は、2級のリスニング問題の出題形式を徹底分析し、学習方法のコツをアドバイスしています。
出題されやすい文法を項目別に分けて、問題の聞き取り方や答えの見つけ方を一問ずつ丁寧に解説。
文法ごとに設けられた練習問題を解くことで、文法を理解しながら、リスニング力を向上させることができますよ。
模擬試験も収録されている、おすすめの参考書です。
【関連記事】中国語検定とHSKはどっちがおすすめ?違いや受けるべき級を解説!
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- 日常会話12,000フレーズ
- 文法使いスライド400枚
- 中国語動詞解説1,794枚
- 中国語学習スライド1,000枚
- ネイティブ会話音声150本
まとめ
この記事では、中国語検定2級のリスニングの対策と勉強方法、おすすめの参考書を紹介しました。
中国語検定2級は中上級レベルであり、リスニングも簡単ではありません。
3級までよりも格段に難しくなる原因の1つが、使われてる単語量が増えることです。
知らない単語は聞いても理解することができません。
また、見て意味のわかる単語でも、正しい発音(拼音)を覚えていないと、聞いたときに反応することができません。
さらに、中検2級は流される文章や会話文も長く、聞くときにどこに注意すればいいのかも大切なポイントです。
練習の際は、中級レベルの文の聞き取りや、少し簡単な文のディクテーションを通して細部まで聞く力を養い、その上で模擬試験問題を繰り返し練習しましょう。
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