HSK4級は履歴書に書ける？有利になる場合と不利になる場合、アピール方法も解説！

HSKは留学や就活・ビジネスに役立てられるのを皆さんはご存知でしょうか。

HSKは世界共通基準にあわせて設計されているため、中国語を使う企業へのアピールになるのです。

4級は中国人と流暢に会話ができるレベルで、業務内容によってはお仕事で使うことができます。

今回は4級の履歴書への活用方法について紹介します。

また、HSK4級以外の活用方法について詳しくは下記の記事もあわせてご覧ください。

>>>HSKは何級から履歴書に書ける？バイトや就職に活かせるレベルとは

HSK4級は履歴書に書ける？

HSK4級は履歴書に書けます。

しかし、中国語を使って即戦力として働くには4級では不十分です。

ビジネスに活用するなら、5級や6級を学習中であることを前提に書きます。

日本国内では中国語検定の方が認知度が高く、HSKはあまり知られていません。

もし、日本企業の面接でHSK4級をアピールするなら、「中国語で会話ができるレベル」など具体的に伝えましょう。

中国語検定を履歴書に書けるのかについては下記の記事をご覧ください。

>>>中国語検定4級は履歴書に書ける？就活に有利になる場合と悪影響を与えるケースについて紹介

HSK4級を履歴書に書くと有利になる場合

履歴書にHSK4級を書くと有利になるときと不利になるときがあることを知っていましたか。

アピールの仕方を間違えるとHSK4級の取得が無意味になるかもしれません。

この章ではどんな企業への応募でHSK4級を履歴書に書くと有利になるのか紹介します。

効果的にHSK4級を活用していきましょう。

中国語を必要とする職種への応募

中国語を必要とする職種への応募の際に、HSK4級を履歴書に書くと有利です。

そのため周りとの差をつけるためには、中国語を話せることが最も効果的です。

中国や台湾など中国語圏の企業への応募

中国語を公用語とする企業において中国語のスピーキング能力は他企業よりも重視されます。

日本の中国語検定は海外に周知されていない試験であるため、中国企業に対してはHSKをアピールするのがおすすめです。

中国語を活用したプロジェクトや活動がある

HSKは中国語検定よりもコミュニケーション力に特化した試験です。

ビジネスで使う単語も学習するHSK5級以上を取得すれば、より周りと差をつけられます。

HSK4級を履歴書に書かないほうがいい場合

前章ではHSK4級を履歴書に書くと有利になる場合について解説しました。

次に履歴書にHSKを書かないほうがいい場合について紹介します。

就活の仕方にも直結するため、注意しましょう。

職務内容がHSK4級と関連性が低い

職務内容がHSK4級と関連性が低い場合、無理に履歴書に書かないほうがいいです。

実際は高い中国語力があるにも関わらず、4級しか受けたことがない場合は、先に5級以上を受験するか、中国語を使った業務経験を記載しましょう。

中国語を全く使用しない職種や業界

中国語を使用しない職種・業界に応募するときは、他の資格を優先的に書きましょう。

相手はHSKだけでなく中国語検定すらも知らない場合があるからです。

他に何も資格がない場合はHSK4級を書いても大丈夫ですが、「中国語中級レベル」など併記し、人事の方に分かりやすいように書きます。

他のスキルや経験をより強調したい

HSK以外に他のスキルや経験のほうを強調したい場合、HSK4級を履歴書に書かなくていい場合があります。

外資系の企業や中国企業と取引する企業であればHSK4級もアピールできます。

保持している資格が複数ある場合は、その企業に関連するスキルをピックアップして書きましょう。

履歴書でHSK4級を効果的に書く方法

ここまで履歴書にHSK4級を記載して有利に働く場合、そうではない場合について解説しました。

HSK4級を履歴書に書いて有利になるといってもどう書けばよいのか分からないこともありますよね。

この章ではHSK4級を履歴書に書く方法や気をつけたいポイントについて紹介します。

他の資格や経験と合わせて書く

HSK4級を履歴書に記載するとき、他の資格と合わせて書くとより効果的です。

例えば、情報処理系+HSK4級なら、中国と取引のあるIT企業で中国出張や中国駐在も視野に入れられます。

宅建+HSK4級なら外国人向けの物件も扱っている不動産業界で有利です。

中国語経験のアピールは新卒採用だけでなく、中途採用にも有利に働きます。

すでにビジネスで中国語を活用したことがある場合は、職務経歴書へも記載しましょう。

中国語の学習期間や方法を書く

履歴書にHSK4級を記載するとき、学習期間や方法もあわせて書くとより効果的です。

面接官は詳細に書かれた履歴書から「自己成長」「学習意欲」という点で好印象を受けます。

HSK4級の取得を漠然と説明しただけでは、相手にHSK4級を取得した努力が伝わりません。

また自分の学習経験から自己管理能力や目標設定能力といったアピールにもつながるでしょう。

自分で考えながら学習できることは、周りの応募者と差をつけられる大きな強みとなります。

HSK4級の取得までの背景を面接官に伝えることは、自分の強みをアピールすることになるのです。

中国語学習で努力したことを書く

中国語学習で努力したことを自己PRに記すと、より相手に好印象を与えられます。

特に5級や6級の取得を企業が求めている場合、スキルアップの意欲を示すことができます。

キャリア・就活とHSKの活用方法についてさらに詳しくは下記の記事もご覧ください。

>>>HSKは就職におすすめ？キャリアアップに役立つレベルとは

結論：HSK4級は履歴書に書ける

HSK4級は履歴書に書けます。

ビジネスに活用するには5級・6級の取得が望ましいですが、専門職以外であれば4級でもアピールできます。

中国と関連のある企業やお客様に中国人がいるような企業の場合、中国語の会話ができる人は貴重な人材です。

履歴書には他の経験もふまえて記載するとより効果的です。

HSK4級の勉強方法については下記の記事もあわせてご覧ください。

>>>HSK4級のレベルと合格に必要な勉強時間は？履歴書に書ける？

HSK4級を仕事で活かすには話せることが必須です。

試験には合格したけどさっぱり話せない！というときは、毎日中国語LINEまでお気軽にご相談くださいね。