何から始める?中国語学習の正しい順番とおすすめしない勉強法

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この記事でわかること

中国語は何から始めたら良いでしょうか?

単語?文法?発音?それとも漢字?

正解は発音です。

せっかく勉強するのですから、なるべく早く話せるようになりたいですよね。

学習の順番が違うと、なかなか身につかなかったり、無駄な時間をかけてしまう可能性もあります。

この記事では発音から始める理由と、中国語学習の道すじを詳しく解説します。

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目次

学習の順番が効率を左右する理由

学習の順番が効率を左右する理由
学習の順番が効率を左右する理由

どの順番で中国語学習を進めるかは、今後の進歩に大きく影響します。

英語ならABCDのアルファベットから、国語(日本語)なら「あいうえお」のひらがなから始めますよね。

「あいうえお」を読めない人が、日本語の単語や文法を覚えるのは非常に困難です。

中国語は漢字なので、いきなり漢字を見ながら単語や文法を勉強しそうになりますが、これでは見て理解できても、読んだり聞いたりすることができません。

また、中国語は日本語にない発音や日本人には聞き分けにくい発音がたくさんあります。

単語や文法を一生懸命覚えたとしても、自己流の読み方や間違った発音の癖がついてしまうと、後から直すのが難しく、勉強したのにさっぱり通じない!ということが起きてしまいます。

そのため、中国語学習は何はさておき発音から始めていきましょう。

着実に基礎を固めていくことが、長期的な成功へとつながります。

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ステップ別!中国語学習ロードマップ

ステップ別!中国語学習ロードマップ
ステップ別!中国語学習ロードマップ

この章では、中国語学習の効果的な学習ステップを紹介します。

1つずつ段階的に進めましょう。

  1. 発音基礎:ピンインと声調
  2. 漢字学習:簡体字とあいさつ・身の回りの単語
  3. 文法入門:基本構造を掴む
  4. 実践練習:聞いて話してみる

発音基礎:ピンインと声調

中国語学習において、最初に取り組むのは発音の基礎であるピンインと声調です。

有名な「ニーハオ」(こんにちは)は漢字では「你好」と書き、発音は「nǐ hǎo」と表記します。

このアルファベットがピンインで、上についている記号が声調です。

ピンインは日本語の「50音図」より種類が多く、母音と子音の組み合わせで約400種類もあります。

また、中国語は声調言語で、声調によって意味が大きく変わります。

例えば、「ma」という音の単語は、4つの声調によって「お母さん」「麻」「馬」「罵る」と全く違う意味になります。

正確な発音は、その後の語彙学習、文法理解、リスニング、会話のすべての基礎となるため、最初の段階で丁寧に学ぶことが大切です。

教材は発音の解説が丁寧で音声の聞けるものや、YouTube動画などが活用できます。

口の形や舌の位置に注意しながらネイティブスピーカーの発音を繰り返し聞き、声に出して練習しましょう。

◎ピンインについてさらに詳しくは「中国語のピンインとは?中国語の発音の壁を打破!ピンイン完全攻略!」で解説しています。

漢字学習:簡体字とあいさつ・身の回りの単語

中国語学習の次のステップは、基本的な漢字とあいさつ・身の回りの単語です。

中国の大陸では「簡体字」が使われています。

台湾や香港では「繁体字」です。

中国語検定やHSK(汉语水平考试)は簡体字で書かれています。

▪️簡体字の例:

日本語簡体字ピンイン
練習练习liàn xí
ài
chē

▪️あいさつと身の回りの単語例:

日本語中国語ピンイン
こんにちは你好nǐ hǎo
ありがとう谢谢xiè xie
すみません不好意思bù hǎo yì si
りんご苹果píng guǒ
食べるchī
飲む

簡体字は日本語と漢字もありますが、形が大きく異なる字や、微妙に違う字があります。

身近な単語を学習しながら、簡体字も覚えていきましょう。

同時に正しく読めるよう、ピンインとセットで覚えることが重要です。

単語学習の際は例文を使って覚えると、より自然に語彙を身につけることができます。

単語帳は「キクタンシリーズ」がよく使われています。

文法入門:基本構造を掴む

中国語の基本文法は、意外にもそれほど複雑ではありません。

基本的な文法構造を理解することで、コミュニケーション能力の基礎を築くことができます。

中国語の基本的な語順はSVO(主語-動詞-目的語)構造で、「我吃饭」(私はご飯を食べる)のような文型が基本となります。

時制の表現も、「昨天」(昨日)のような言葉を使って過去を示すなど、比較的シンプルです。

文法学習では、細かい文法規則の暗記よりも、文型(パターン)に注目することが効果的です。

初級向けの教材を活用し、学んだ文法を使って簡単な文を作る練習を重ねることで、徐々に文法感覚を身につけていきましょう。

文法は言語の骨格であり、コミュニケーションの基本となるものです。

焦らずに、1つずつ理解していくことが大切です。

実践練習:聞いて話してみる

中国語学習の最終段階は、リスニングとスピーキングの実践的な練習です。

学んだ知識を実際のコミュニケーションで活用することが、言語習得の鍵となります。

あいさつや自己紹介から始め、少しずつ難易度を上げていきましょう。

シャドーイング(ネイティブの音声を真似る)や独り言(セルフトーク)による練習も効果的です。

リスニングとスピーキングは相互に関連し、互いに強化し合う関係にあります。

早い段階から実践することで、学習のモチベーションも維持できます。

ネイティブスピーカーとの会話の機会を作り、実際のコミュニケーションの中で言語スキルを磨いていきましょう。

HellotalkやTandemなどの言語交換アプリも有効です。

間違いを恐れずに積極的に話してみてくださいね。

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要注意!非効率なNG学習法

要注意!非効率なNG学習法
要注意!非効率なNG学習法

この章では、中国語学習において避けるべき非効率的なNG学習方法を紹介します。

せっかく勉強したことが無駄にならないよう、以下の点に注意しましょう。

  • 単語暗記だけの勉強法
  • カタカナ発音の落とし穴
  • インプット過多の危険性

単語暗記だけの勉強法

中国語学習で陥りやすいことの1つが、単語帳をただひたすら暗記する学習方法です。

単語はもちろん覚える必要がありますが、「単語だけ」を覚えても実際のコミュニケーションで使いこなすことができません。

単語学習は、ピンイン、意味、漢字を同時に覚え、簡単な例文と一緒に学びましょう。

例えば、「吃(chī)」という動詞を学ぶ際は、「我吃饭(私はご飯を食べる)」のような文脈で覚えることが大切です。

また、人間は時間が経つとどうしても忘れてしまうので、忘れる前に復習したり実際に使ったりすると記憶に定着しやすくなります。

単語はただ暗記するのではなく、言語の生きた使い方を意識して学習していきましょう。

カタカナ発音の落とし穴

中国語は日本語と発音システムが異なるため、カタカナでは発音を正しく表記できません。

そして、カタカナ発音で話す中国語は、聞き取ってもらえないことが大変多くあります。

例えば「食べる」は「吃(chī)」で、カタカナで無理やり書くと「チー」になりますが、これでは「七(qī)」と誤解されてしまいます。

また、「梨(lí)」「栗(lì)」「李(lǐ-スモモ)」はどれも「li」で声調だけ違うため、正しく言わないと何を食べたのか伝わりません。

このように、中国語の発音をカタカナで覚えてしまうと、全く通じないという非常に残念なことになってしまいます。

さらに、自分で言う発音とリスニングは関連があり、自分で正しく言える発音は聞き取りやすくなります。

中国語を勉強する際は、カタカナは忘れて、ピンインで学習を進めましょう。

インプット過多の危険性

「たくさん聞けばいつか聞き取れるようになるかな?」というのは、半分は正解ですが、半分は誤りです。

1つも聞き取れない難しい文章や会話を聞き流しても、何も頭に残らないため、ただのBGMになってしまいます。

ただ聞くだけではなく、内容を理解し、意味を追求する姿勢が重要です。

学習には、自分のレベルに合ったコンテンツを選びましょう。

聞く前に内容を理解し、必要に応じて単語や文法を確認することで、効果的にリスニング能力を鍛えることができます。

聞いた音声を真似して自分でも言ってみるとさらに効果があります。

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独学?スクール?学習スタイルの選び方

独学?スクール?学習スタイルの選び方
独学?スクール?学習スタイルの選び方

この章では、中国語学習における最適な学習スタイルの選び方を紹介します。

複数の学習方法から、自分に合ったスタイルを確立していきましょう。

  • メリット・デメリット比較
  • 費用と学習時間の目安
  • 発音指導は受けられる?

メリット・デメリット比較

中国語学習には、独学、中国語学校、オンラインレッスンなど、様々な学習方法があります。

それぞれの方法に特徴と、長所・短所があるため、自分に最適な学習スタイルを見つけることが大切です。

独学は、費用を抑えられ、時間や場所の融通が利く点がメリットです。

DuolingoやAnkiなどのアプリを活用すれば、いつでもどこでも学習できます。

一方、中国語学校は体系的なカリキュラムと講師の直接指導が最大の強みです。

オンラインレッスンは、ネイティブスピーカーと1対1で学べる点が大きな魅力となっています。

自分の学習目的、予算、時間、学習スタイルを分析し、「週2回レッスン+週5日アプリで学習」など複数の学習方法を組み合わせると効果的です。

定期的に学習方法を見直し、レベルごとにアプローチ方法を調整していきましょう。

費用と学習時間の目安

中国語学習にかかる費用と時間は、学習方法によって大きく異なります。

独学でYouTube動画や無料の学習アプリを使えば、通信料以外はほぼかかりません。

教材を買う場合も、数千円程度から始められます。

一方、スクールでは月額1〜3万円ほどかかります。

オンラインレッスンは1レッスン(25分)数百円から選べます。

オンラインレッスンの料金は「中国語のオンラインレッスン【12校】の比較!自分に合う選び方とは?学費や授業内容からおすすめのスクールを考えてみよう」でも紹介しています。

初心者におすすめなのは、週15〜30分の短時間でも毎日継続して学習することです。

半年でHSK1級、1年で2級、1年半で3級、2年で4級を目安に、自分に合った学習ペースを見つけましょう。

発音指導は受けられる?

自分では自分の発音があっているかわからないので、できればネイティブにチェックしてもらいたいですよね。

無料の学習アプリにも、HelloChineseやChineseSkillなど発音採点機能が付いているものがあります。

また、オンラインレッスンなら、ネイティブ講師から1対1で発音指導を受けることが可能です。

HelloTalkやTandemなどの言語交換アプリで、日本語を教える代わりに中国語の発音を聞いてもらうのも1つの方法です。

発音を練習したら、可能な限りネイティブスピーカーからフィードバックを得て、ネイティブの発音に近づけていきましょう。

毎日中国語でも、発音が飛躍的に上手になる無料勉強会を実施しています。

お気軽にご参加くださいね。

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挫折しない!継続のコツ

挫折しない!継続のコツ
挫折しない!継続のコツ

この章では、挫折せずに中国語学習を続けられるコツを紹介します。

中国語は継続的な学習が欠かせません。

以下の点を実行してみましょう。

  • 達成可能な目標のヒント
  • SNSや勉強会で仲間探し

達成可能な目標設定のヒント

中国語学習を継続するための最大の秘訣は、具体的で小さな目標を設定することです。

「中国語を完璧に話せるようになる」のような漠然とした大きな目標は、なかなか進歩を感じられず、挫折につながりやすくなります。

代わりに、「1ヶ月で50個の単語を覚える」「毎日15分中国語を学習する」「3ヶ月でHSK2級に挑戦する」といった具体的で達成可能な目標を立てましょう。

これらの小さな目標は、継続的な成功体験が得られ、自信とモチベーションが高まります。

進捗を可視化するためのノートやアプリを活用し、目標達成時には自分を褒めるなど、ポジティブな強化を行うことが大切です。

短期・中期・長期の目標をバランス良く設定し、学習の道のりを楽しみましょう。

SNSや勉強会で仲間探し

学習コミュニティへ参加してみると、学習の孤独感から逃れられることがあります。

X(Twitter)やInstagramの#中国語学習タグ、Facebookの中国語学習者グループ、オンライン言語交換コミュニティなどを活用すれば、同じ目標を持つ仲間と出会えます。

学習方法や経験を共有したり、お互いに励まし合ったりするのは刺激にもなりますよね。

また、可能であれば現地の学習者と積極的に交流することで、より生きた中国語に触れる機会を作ることができます。

学習の旅を一人で歩むのではなく、仲間と共に歩むことで、挫折しにくい学習環境を自分で作り上げることができるのです。

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まとめ

まとめ
まとめ
  • 中国語学習は順番が大切
  • 発音→簡体字と身近な単語→基本文法→実践
  • カタカナ発音は避け、正しいピンインと声調の習得を

中国語学習は学習順序が効率を左右します。

発音基礎からスタートし、段階的に基礎単語、文法、実践的なスキルへと進みましょう。

モチベーションを維持するには、小さな目標を立て成功体験を重ねることが有効です。

自分に合った学習スタイルを見つけ、継続して学習できる環境を作っていきましょう。

中国語は話者がとても多く、広範囲で多種多様な人と交流することができます。

また、中国語ができればビジネスチャンスが広がる可能性もあります。

通じる中国語を身につけましょう!

中国語学習に関するご相談は、毎日中国語公式LINEで受け付けています。

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