HSK1級のレベルは?おすすめのテキストや合格につながる効率的な勉強法を紹介!

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中国語の勉強を始めてみて、資格にチャレンジしたいと思っていませんか?

HSK1級は、初めて中国語に触れる人にとって、とてもおすすめの試験です。

しかし、HSKは中国政府が開催する試験であるため、日本語はなく、中国語で中国語を考えなければいけません。

この記事では、そんなHSK1級について、どのようなレベル/難易度なのか、合格するために必要な勉強について紹介します。

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目次

HSK1級のレベルは?

HSK1級のレベルは?
HSK1級のレベルは?

HSK1級は1級から6級まである試験の中で最も入門レベルの試験です。

大学の第2外国語の授業で半年間の学習が目安となっています。

そのため中国語初級者が力試しとして受験するのがおすすめです。

この章ではHSK1級の必要な語彙と文法や、試験概要とその詳細について解説します。

この記事をご覧になっている人の多くがHSK初受験なので、試験の概要から把握していきましょう。

HSK1級で必要な語彙と文法

HSK1級で必要な常陽単語数は150語程度で、それに相応する文法知識が必要です。

合格点は200点満点のうち6割の120点です。

中国語の非常に簡単なフレーズを理解し、その単語を使ってコミュニケーションできることが求められます。

中国語の実力を備えることより、これから中国語を勉強するにあたって必要最低限の知識を蓄えるほうが大切なのです。

大学の第2外国語で用いる教科書に出てくる単語・フレーズをおさえることが合格への近道です。

独学やスクールで勉強している人には、後ほど紹介するHSK公認テキストを使用しましょう。

HSK1級の試験形式と内容

HSK1級ではリスニング(聞き取り)・リーディング(読み取り)の2パートに分かれています。

それぞれ100点満点で、合計得点の200点満点のうち6割の120点以上で合格です。

ちなみに1級の試験形式はマークシート方式を採用しています。

聞き取り問題は全部で4パートに分かれていて、すべて5題ずつ出題されます。

内容は大きく分けると成語判断・写真の選択・短文の聞き取りの3つです。

放送はすべての問題で2回ずつ流れます。

読み取り問題も全部で4パートに分かれています。

内容は正誤判断・写真の選択・疑問文の答えを選択・空所補充の4つです。

それぞれ5題ずつ出題されます。

すべての問題が選択問題です。

単語を書かせる問題はありません。

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HSK1級におすすめのテキスト

HSK1級におすすめのテキスト
HSK1級におすすめのテキスト

中国語を学習するうえで単語帳や過去問などのテキストは必須です。

HSK1級では以下の3つのテキストを用意してください。

  • HSK公認テキスト
  • HSK公式過去問集
  • 合格奪取! 新HSK 1~4級 単語トレーニングブック

1級受験者はまだ中国語を勉強し始めたばかりの人が多いので教科書型のテキストの購入をおすすめします。

それぞれのテキストの特徴を詳しく解説するので学習の参考にしてください。

HSK公認テキスト&公式過去問集

HSK公認テキスト」では一冊勉強し終わったらその級に合格できる力が身に付きます。

簡単な表現をマスターするだけでなく、試験の模擬演習も可能です。

HSK公式過去問集」は過去問だけでなく、初心者でも分かりやすい解説があるのが特徴です。

リスニングの音声は公式サイトからダウンロードできます。

合格奪取! 新HSK 1~4級 単語トレーニングブック

合格奪取! 新HSK 1~4級 単語トレーニングブック」は1級から4級までの約1200語の単語が収録されています。

全単語・全例文の音声のダウンロードが可能です。

意味をカテゴリー別に分類していて、それぞれの単語を関連付けて暗記できます。

将来さらに上の級を目指す人にうってつけな単語帳です。

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HSK1級の効率的な学習法

HSK1級の効率的な学習法
HSK1級の効率的な学習法

HSK1級に限らず、語学の勉強ではリスニング力と読解力を上げるコツがあります。

またHSKに合格をするためのポイントは過去問などの問題集を効果的に活用することです。

この章では教科書型のテキストを使った効率的な学習方法と公式問題集の活用方法を紹介します。

HSK4級や5級のようなハイレベルな試験にも対応しているのでぜひ取り入れてみてください。

リスニングのコツと練習方法

リスニング力を上げるために「リピーティング」と「シャドーイング」を繰り返し行いましょう。

音声を聞くだけでなく声に出すことがコツです。

リピーティングとは音声に続くように、繰り返し発音を真似する練習方法です。

自分が言っている文章がどんな意味なのかを考えながらリピートします。

最初は文章を見ながら発声し、徐々に何も見ないでリピートすることを心がけてください。

シャドーイングとは流れる音声とほぼ同時に発声することです。

聞き取る中国語の発音と自分の発音の差をなるべく小さくします。

なるべく正確に発音を真似できるように、文章を暗記した状態で練習しましょう。

読解力を上げるための学習法

読解力を上げるためには、多くの文章を読むことが正攻法です。

しかし以下の2点を意識しながら読まなければ、思うように成績を上げることはできません。

  • 受験級に必要な単語・文法の知識を学習している
  • 分からない単語を明確にし、スラスラと読めるまで同じ文章を繰り返し読む

単語・文法をすべて分かった状態にすることが読解力を上げるための準備です。

そして同じ文章を繰り返し読むことで、徐々に和訳せずとも理解できるのを感じるでしょう。

公式問題集を活用した学習の進め方

公式の過去問を活用した勉強方法は以下のサイクルがおすすめです。

  • 公式過去問集を解いて弱点を見つける&時間配分・解き方を決める
  • 公認テキストで弱点の分野を復習する
  • 分からない単語があれば単語帳で覚えなおす
  • 復習を終えたら再度過去問を解きなおす

成績をあげるためには過去問を弱点克服のために使用するのがとても有効的。

解けない問題をなくすために、苦手な問題の傾向や分からない単語を把握しましょう。

過去問はまず1,2回分を解いてください。

もし間違えた問題が多いのであれば、公認テキストに戻って復習が必要です。

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HSK1級の受験スケジュールと申し込み手順

HSK1級の受験スケジュールと申し込み手順
HSK1級の受験スケジュールと申し込み手順

ここまでHSK1級の詳細や学習方法について解説しました。

最後に受験スケジュールと申し込みの仕方について紹介します。

どの時期に受験をするのかを決めて、明確な目標を定めましょう。

また受験スケジュールについては都道府県によって開催月が異なります。

本コンテンツでは主要都市のみまとめたので、地方の開催月については公式サイトをご参照ください。

HSK1級の受験時間

HSK1級の受験時間は13時30分から約50分間です。

受付開始は30分前の13時から開始されるので、それより前には会場に到着しましょう。

試験ではパソコンを使用します。

試験中はお手洗い等で退室できないので、試験前には時間に余裕をもつことが重要です。

またHSK1級の受験スケジュールについて、都道府県によって開催月が異なるので注意が必要です。

基本的に東京・大阪ではほぼ毎月開催されています。

下記の表以外の都道府県の開催月を知りたい人は公式サイトにてご確認ください。

2024年の東京・大阪・愛知における開催月

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
東京
大阪
愛知

HSK1級への申し込み方法

HSK1級への申し込み方法は下記の2種類があります。

  • インターネット(決済方法:クレジットカード・コンビニ・楽天ペイ)
  • 郵送(決済方法:銀行)

インターネットでの申し込みにはマイページの作成が必要です。

受験票の発行や成績の閲覧など、試験に関する情報が見られます。

郵便での申し込みの場合、全国の主要書店にて願書を購入してください。

願書の料金は税込み550円です。

支払方法は銀行のみで、振込明細が書類郵送の際に必要ですので保管してください。

受験票は試験一週間前までに郵送で届きます。

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まとめ

まとめ
まとめ

今回はHSK1級の詳細と学習におすすめのテキストなどについて詳しく解説しました。

HSK1級の受験者のほとんどが初級者であるため公認テキストの購入がおすすめです。

さらに3級と4級を目指す人は4級まで対応した単語帳を購入しましょう。

また過去問はただ解くだけでは意味がありません。

試験慣れ・弱点克服という明確な目的を持ちながら学習をすすめてください。

皆さんがよいスタートダッシュをきれるよう応援しています。

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