中国語初学者のための声調の覚え方!効率的な練習法とコツを紹介

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この記事でわかること

中国語の声調が全然覚えられません。歌も音痴だし、聞いた音を再現する能力がないのかも…

安心してください。

それはあなただけではなく、多くの学習者が通る道です。

声調を「記号」として頭で丸暗記しようとしていませんか?

代わりに身体の動きと声を連動させる学習法を取り入れれば、記憶に残りやすくなります。

この記事では、五感を使った実践的なトレーニングを紹介します。

正しい声調で「通じる中国語」を手に入れましょう。

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目次

なぜ中国語の声調が覚えられないのか?

なぜ中国語の声調が覚えられないのか?
なぜ中国語の声調が覚えられないのか?

中国語の学習を開始して1ヶ月から半年ほど。

基本的なピンインが分かってきた頃に、多くの学習者が苦労するのが声調です。

実は、私たちが普段無意識に使っている「日本語特有の話し方のクセ」が、中国語の発音に影響しているのです。

この見えない壁を突破するには、まず「日本語脳」と「中国語脳」の音の捉え方の違いを理解し、身体に覚え込ませる具体的なトレーニングへ切り替えることが、上達への近道です。

◎ 「声調とはなにか?」の学習がまだの方は、先にこちらの記事をご覧ください。

原因(1)日本語特有のイントネーションの影響

日本人が中国語の声調に苦戦する大きな原因は、アクセントを覚える習慣がないことです。

子供の頃から現在に至るまで、日本語の「正しいアクセント」を勉強したことがある人は、アナウンサーなど一部の人だけではないでしょうか。

多くの人は、生活の中で自然に身につきましたよね。

そして、日本は関東と関西でアクセントが違うように、地方や個人の習慣によってアクセントが違ってもほぼ問題なく交流ができます。

そのため、「音の高低さの重要性」が脳になかなか浸透しないのです。

さらに、もう1つ日本語と中国語の大きな違いがあります。

例えば、日本語の「こんにちは」は「こ」と「んにちは」で音の高さが違いますが、1文字の「こ」の中で高低さが変化することはありません。

一方で、中国語は1文字1文字に声調があるため、「你好(こんにちは)」なら「你」は「nǐ(第3声)」、「好」は「hǎo(第3声)」と、1字ずつ声調を覚えなければならないのです。

原因(2)漢字と音を分離して丸暗記しようとしている

あなたはどのように声調を覚えていますか?

「你好」なら、「nǐ hǎo」と何回も見る、何回も書くなどしていませんか?

もしそうであれば、遠回りしているかもしれません。

「知識」と「音」がバラバラなため、覚えにくく忘れやすくなってしまうのです。

中国語の発音を「机の上でやるお勉強」とするのではなく、「スポーツ」として捉え直し、身体に染み込ませていく練習に切り替えましょう。

  • 目で見る
  • 耳で聞く
  • 口で言う
  • 手で動作する

このように、全身使って練習を繰り返せば、着実に正しい声調が身についていきます。

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効率的に声調を覚えるコツ

効率的に声調を覚えるコツ
効率的に声調を覚えるコツ

中国語学習において大きな難所である声調を攻略するコツは、単なる「座学」を卒業し、身体を使ったアクティブ・トレーニングへ切り替えることです。

声調と一緒に身体を動かし、繰り返し聞いて発音する練習を始めましょう。

コツ(1)手の動きを連動させて音の高低を可視化する

手の動きを連動させて音の高低を可視化する

声調をマスターする1つ目のコツは、身体の動きと声をセットにして練習することです。

ただ声を出すだけでなく、腕や眉を動かし、音を身体感覚として脳に刻み込みます。

記号や数字だけで暗記しようとすると、単語が増えた時に脳がパンクしてしまいますが、動きと連動させれば忘れにくい記憶になります。

一歩ずつ身体に音を染み込ませていきましょう。

コツ(2)新しい単語を覚えるときは必ず声調をセットにする

新しい単語を覚えるときは必ず声調をセットにする

声調をマスターする2つ目のコツは、単語を覚える時に必ず声調をセットにすることです。

「zi / ch / sh / r」のそり舌音(巻き舌音)や「e」など、言いにくい発音にばかり気を取られて、声調が後回しになっていませんか?

中国の子供たちは新しい漢字を習う際に、「漢字・ピンイン・声調」をセットで覚えるそうです。

覚えることがいっぱいあって覚えられません!

例えば、「苹果(píng guǒ / りんご)」を覚えるとしましょう。

頭にりんごを思い浮かべながら、「píng」で腕を振り上げ、「guǒ」で顎を引いて低い姿勢をとります。

そうすると、「りんご」そのもののイメージとともに、音のイメージも身体に入っていく感覚がありますよね。

お手本の音声を流して、発音しながら練習してみてくださいね。

コツ(3)音読やシャドーイングを習慣にする

声調は、使わないと身につきません。

ピアノを弾けるようになりたい人は、楽譜を書き写すのではなく、「弾く練習」をしますよね。

中国語も同じように、1日5〜10分でもいいので毎日声に出す習慣を作りましょう。

まずは3語程度の短いフレーズから練習を始めるのがおすすめです。

慣れてきたら2文、3文と増やしていきます。

練習の文はお手本の音声があるものを選んでくださいね。

コツ(4)練習したら正しいか確認する

練習が終わったら、できればネイティブに聞いてもらうのが確実な方法です。

自分では分かりにくい声調の間違いも、ネイティブなら「不自然」とすぐに分かります。

また、自分の音声を録音して、客観的に聞いてみるのも効果があります。

お手本と比べると「ここが違うな」と気づくことができます。

  • 練習する → 正しくできているか確認する。

この繰り返しが、声調の上達へつながっていきます。

声調は「意識して使い続ける」ことで身につく【学習者の体験談】

中国語で難なくコミュニケーションを楽しんでいるYさんも、学習を始めたばかりの頃は、声調がまったく覚えられずに苦戦したそうです。

中国語検定の勉強をしても、文法問題や読解問題は点が取れるのに、声調に関する問題だけはいつもほぼ全滅という状態が続いていました。

原因を振り返ってみると、「書く」勉強に偏りすぎていたことに気づいたと言います。

そこでYさんは、中国語を勉強するときのルールを変えました。

  • 例文は必ず声に出して読む
  • 声調が曖昧な単語は、その場ですぐ調べる

最初は、「またこの単語を調べている…」と感じることも多かったそうですが、曖昧なまま放置しないことを徹底しました。

その結果、中国語検定3級では、声調の問題で全問正解することができました!

特別な裏ワザを使ったわけではありません。

声調を常に意識し、毎回きちんと確認しながら、地道に練習を続けた成果です。

経験者談から分かるポイント:

  • 声調は「単なる知識」ではなく「習慣」
  • 曖昧なままにしない姿勢が結果を分ける
  • 声に出して読み続けた人が最後に楽になる

声調が苦手なのは、あなただけではありません。

正しい向き合い方で改善していきましょう。

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声調を練習してみよう!

声調を練習してみよう!
声調を練習してみよう!

それではさっそく実践練習に移りましょう。

第1声から第4声までの組み合わせを一覧表にしました。

どれも、会話にもテストにもよく登場する単語ばかりなので、手の動きを付けながら発音してみてくださいね。

第1声から始まる単語

第1声は腕を横に伸ばす動作でしたね。

1+1咖啡kā fēiコーヒー
1+2中国Zhōng guó中国
1+3黑板hēi bǎn黒板
1+4天气 tiān qì天気

第2声から始まる単語

第2声は眉と腕を上げる動作でしたね。

2+1明天míng tiān明日
2+2学习xué xí勉強する
2+3苹果píng guǒりんご
2+4决定jué dìng決める

第3声から始まる単語

第3声は顎を引いて低い姿勢でしたね。

3+1买单mǎi dānお会計
3+2起床qǐ chuáng起きる
3+3雨伞yǔ sǎn
3+4可乐kě lèコーラ

第4声から始まる単語

第4声は手刀を振り下ろす動作でしたね。

4+1大家dà jiāみなさん
4+2绿茶lǜ chá緑茶
4+3电脑diàn nǎoパソコン
4+4睡觉shuì jiào寝る

上手に発音できましたか?

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自然な発音へのステップアップ:「半三声」と声調変化

自然な発音へのステップアップ:「半三声」と声調変化
自然な発音へのステップアップ:「半三声」と声調変化

教科書どおりに発音しているはずなのに、ネイティブと違って聞こえます

実はネイティブは、教科書や辞書にある声調記号通りに発音しているとは限らないのです。

その原因の1つが、半三声声調変化です。

声調の基本をマスターした方へ、その仕組みを簡単に説明します。

第3声はいつも「下がって上がる」わけではない

教科書では、第3声は「一度下げてから上げる声調」として紹介されます。

しかし、実際の会話では、下がるだけで終わる「半三声」になることがとても多いです。

特に、後ろに第3声ではない別の漢字がある場合は、この「半三声」になります。

例:

  • lǎo shī(老师)
  • lǚ xíng(旅行)
  • kě’ài(可爱)

 → 第3声は下がるだけ(上げない)

このような単語は、毎回しっかり上げ切らない方が自然に聞こえます。

「第3声が難しい」と感じる人は常にフルで発音しようと頑張りすぎているかもしれませんよ。

声調は「単語」ではなく「流れ」で変わる

中国語では、声調は前後の音との組み合わせによって自然に変化します。

第3声 + 第3声 → 前の第3声が第2声になる

第3声が連続している場合は、前の第3声が第2声に変化します。

例:

  • nǐ hǎo(你好)→ ni が第2声に変化
  • shuǐ guǒ(水果)→ shui が第2声に変化
  • kě yǐ(可以)→ ke が第2声に変化

これは、話しやすく、聞き取りやすくするための自然な変化です。

「不」の変化

「不」は辞書では「(第4声)」ですが、後ろも第4声のときは第2声に変わります。

例:

  • 不是 shì
  • 不对 duì
  • 不错 cuò

「一」の変化

「一」は教科書では「(第1声)」ですが、後ろの声調によって、第2声か第4声に変わることがあります。

例:

  • 一些 xiē → 第4声になる
  • 一直 zhí → 第4声になる
  • 一起 qǐ → 第4声になる
  • 一样 yàng → 第2声になる

半三声や声調変化は、あとから自然についてくる「発音のなめらかさ」だと考えてください。

音読やシャドーイングを通して、自然な発音にたくさん触れていきましょう。

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まとめ

まとめ
まとめ

中国語の声調が覚えられない大きな原因は、記号を頭で暗記しようとしていることです。

言語は読み書きにとどまらず、聞いて話すことでその真価が生まれます。

声調を「お勉強」として捉えるのではなく、スポーツのように全身を使った練習に切り替えましょう

中国語の声調は日本語の習慣とは違うため、慣れないうちは覚えにくいと感じるかもしれません。

しかし、毎日短時間でも腕の動きと連動させながら声に出して練習を続けるうちに、自然と音の変化に馴染んでいきます。

正しい声調で発音できるようになると、ネイティブに聞き取ってもらえるようになるだけでなく、自分でも中国語を聞きとりやすくなりますよ。

声調に自信をつけて、中国の方との会話を楽しみましょう!

独学では習得が難しいという方は、毎日中国語公式LINEまでお気軽にご相談くださいね。

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