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日常生活において「怖い」と感じる場面はよくありますよね。
ホラー映画やお化け屋敷、ジェットコースターなどハラハラドキドキ する怖さから、自然災害や犯罪など身の危険を感じる怖さ、暗がりや知らない場所でなんとなく感じる怖さまで、さまざまな場面があります。
中国語では「怖い」を表す単語が複数あり、それぞれニュアンスが異なります。
今回はそんな中国語で「怖い」を表す代表的な単語をピックアップして、使い方や例文を紹介します。
状況に応じて「怖い」を使い分けましょう。
まずは中国語で「怖い」を表す単語を11語紹介します。
「怖い」に「驚き」という意味が含まれている単語があることが中国語の特徴です。
中国語 | ピンイン | 日本語 |
可怕 | kěpà | 恐ろしい、怖い |
害怕 | hàipà | 怖がる |
吓人 | xiàrén | 怖い、怖がらせる |
恐怖 | kǒngbù | 恐怖 |
畏惧 | wèijù | 畏れる、恐れる |
恐惧 | kǒngjù | 恐怖、恐れ |
惧怕 | jùpà | 恐れる |
惊恐 | jīngkǒng | 恐れ驚く |
惊吓 | jīngxià | 驚かす、びっくりさせる |
骇人 | hàirén | 怖がらせる、驚かす |
吓坏了 | xià huài le | 恐怖を感じた、びっくりした |
上記の単語のうち、口語でよく使う代表的な単語は「可怕(kěpà)」「害怕(hàipà)」の2つです。
また、「吓人(xiàrén)」「惊吓(jīngxià)」「吓坏了(xià huài le)」も口語で使われます。
「吓」には「驚かせる」、「惊」には「驚く」という意味もあります。
「骇」にも「驚かせる」という意味がありますが、「骇人(hàirén)」は書き言葉で使われます。
その他、「畏惧(wèijù)」「恐惧(kǒngjù)」「惧怕(jùpà)」「惊恐(jīngkǒng)」もどちらかと言うと書き言葉です。
最後に、日本語の「恐怖」と同じ漢字の「恐怖(kǒngbù)」は怪獣や猛獣、大災害など命の危険を感じるような恐ろしさに使われます。
ホラー映画は「恐怖片(kǒngbù piàn)」と言います。
▽▼HSKに関する情報や知識▼▽
中国語で怖いを表す単語でよく使われるのが「害怕」「可怕」の2つです。
どちらも怖い感情を伴いますが、最大の違いは害怕は動詞、可怕は形容詞です。
例文を通して使い方を確認しましょう。
「害怕(hàipà)」は「怖がる」という意味の動詞です。
(人)+害怕+(物/事):(人)が(物/事)を怖がる |
例文の主語を見てみると「我」「他」「小孩子」といった人を表す単語が使われています。
害怕の後ろには「打雷」や「大声」といった対象がありますよね。
練習するときには主語と目的語を他の単語に変えて練習してみてください。
「可怕(kěpà)」は「恐ろしい」という意味の形容詞です。
(物/事)+可怕:(物/事)が怖い | 可怕+的+(物/事):怖い(物/事) |
物や状況が怖いと感じさせることを示す単語です。
害怕は人が感じる「怖い」という感情を直接伝える単語でした。
一方で可怕の主語には人だけでなく、物や状況を表す単語も使われます。
また「怖い〇〇」のように修飾語としても使えるフレーズです。
可怕を使った例文は以下の通りです。
可怕と害怕の使い分けでは主語に着目するのがポイントです。
可怕の例文では主語に「あの事故」「彼の表情」といった人以外の言葉が使われています。
また、恐ろしい〇〇と修飾語で使う場合は「的」を入れて「可怕的〇〇」になります。
強い恐怖を感じる「怖い」や中国語が怖く聞こえる理由など、中国語の「怖い」に関するよくある質問を3つまとめました。
ネイティブが話す中国語が怖く聞こえても、怒っているわけではないので安心してくださいね。
「恐怖を感じる」を中国語に直訳すると「感到恐惧(gǎndào kǒngjù)」です。
「感到 (gǎndào)」は感じるという動詞で、感到のうしろに感情を表す単語を置いて使います。
例えば「感到高兴(gǎndào gāoxìng)」は嬉しく感じたという意味です。
また、「恐惧(kǒngjù)」は心で感じる恐ろしさであるのに対して、「恐怖(kǒngbù)」は「あの映画は怖い」のように物事を形容するときに多く使われます。
「恐怖(kǒngbù)」は害怕・可怕よりも強く恐怖の気持ちを伝えることができます。
さらに程度を表す言葉を添えることで、恐怖の強さを表現できます。
例文は以下の通りです。
「吓坏了」は突然発生してビクッとするような怖さで、大きな音がした時など日常会話でもよく使われる便利なフレーズです。
中国語を怖いと感じる原因は主に2つあります。
声調とは音の高低を表す中国語特有の発音で、第1声から第4声まであります。
4つの声調を区別すると、自然と声が大きくなったり高くなったりするのです。
そのため怒っているように感じたり、威圧的に感じたりすることがあります。
今回は中国語で怖いを表現する単語やその使い方を解説しました。
口語でよく使う単語は「害怕(hàipà)」「可怕(kěpà)」の2つです。
害怕は人が何かを怖がるときに使う言葉でしたね。
一方で可怕は物や状況が人を怖いと感じさせることを表す単語です。
使い慣れてきたら他にも紹介した怖いを表す単語もあわせて覚えていきましょう。
ぜひ自分の感情を上手に伝えて、コミュニケーションの幅を広げてくださいね。
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