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皆さんは中国語でレストランを表す単語が複数あるのをご存じでしょうか。
日本語でレストランといえば少し高級なイメージを持つ人も多くいると思います。
しかし中国語ではリーズナブルなレストラン・ホテルレストランなど、ニュアンスによって使う単語が異なるのです。
今回はレストランを表す中国語について、細かいニュアンスに分けて解説します。
中国のレストランにおける慣習にも触れるので、ぜひ中国留学や旅行に役立ててください。
中国語でレストランを意味する単語はいくつかあります。
それらの単語は若干意味が異なり、正しく使い分けなければ間違った意味で伝わってしまうかもしれません。
本コンテンツで紹介するレストランを意味する中国語は以下の4つです。
相手に間違ったニュアンスで伝わらないよう、それぞれの細かい意味まで把握していきましょう。
「餐厅 (cāntīng)」は中国の中でもフォーマルなシーンで使われる高級レストランのことです。
記念日や大切な日に利用される、ホテルや高層階のレストランといったイメージで使われます。
単語の「厅」はホールという意味です。
中国人はこの言葉に「高級・フォーマル」というイメージが強く根付いています。
また餐は食事という意味です。
日本語の晩餐という言葉を連想させると覚えやすいでしょう。
「饭馆 (fànguǎn)」・「餐馆 (cānguǎn)」はどちらもカジュアル・リーズナブルなレストランを指します。
「馆」という漢字は日本語でいう「館」です。
厅よりもカジュアルな意味を持ちます。
例えば「中餐馆(zhōng cānguǎn)」は中華レストランを表す一般的な表現です。
「饭」と「餐」に意味のニュアンスの違いはないので、同義語として覚えましょう。
「饭店 (fàndiàn)」はホテルという意味も含み、やや高級なレストランを表す単語です。
高級ホテル内にあるレストランといったニュアンスで覚えてください。
また饭店を使うときには前に修飾語をつけることが多々あります。
例えば海鮮レストランは中国語で「海鲜饭店(hǎixiān fàndiàn)」です。
前章ではレストランを表す4つの単語について紹介しました。
友人や知り合い、恋人をレストランに誘うときに役立ててください。
次に実際にレストラン内で使える便利なフレーズを以下の4つの場面に分けて紹介します。
中国旅行に行く人も覚えておきたいフレーズなので、1つずつ覚えていきましょう。
レストランを予約するときに使えるフレーズを以下に紹介します。
【例文1】予約できますか?
予約を表す単語は「预订」または「订位」です。
【例文2】〇月〇日〇時はあいてますか?
「あいてますか」を「予約できますか」といっても問題ありません。
その場合は「时有空吗」の代わりに例文1の「可以预订吗」を使ってください。
【例文3】〇人です。
客の人数の表し方で「四位」があります。
これは店側・ホストが使用するフレーズで、客側が使う一般的な単語ではありません。
私たちが人数を伝えるときには「四个人(sì gè rén)」のように言います。
注文をするときに便利なフレーズは以下の通りです。
【例文1】〜を〇3つください。
【例文2】店員さん! / すみません!
【例文3】注文は以上です / これで十分です
日本語ではすみませんと店員さんを呼びますが、中国では「店員さん!」とはっきり呼びましょう。
【例文1】とても美味しかったです
【例文2】香りがとてもよかったです
【例文3】自分の口に合いました
料理に対して「おいしい」という場合、好吃と好喝を使い分ける必要があります。
以前「おいしい」について解説した記事があるので、詳しく知りたい人は下記のリンクからご覧ください。
美味しい以外のフレーズも学ぶことができます。
>>>中国語で「美味しい」を表すフレーズは?食べ物・飲み物に使える独特な表現と、「ハオチー/ハオツー」の発音の由来を知ろう!
【例文1】すみません、会計をお願いします!
会計を表す単語の「结账」と「买单」は同じ意味で覚えて問題ありません。
細かいニュアンスの違いとしては、「结账」は会計のリクエストのことです。
一方で「买单」は支払いそのものを表します。
しかしどちらもレストラン・お店で使われる一般的な表現です。
【例文2】領収書をお願いします
「开」は開く・発行するという意味です。
省略しても伝えても問題ありません。
日本と中国の食文化は大きく異なります。
そのため中国のレストランに行った際、カルチャーショックを受ける人も多いはずです。
今回は中国に行く前に知っておきたい中国におけるレストランの慣習を紹介します。
特に「料理を多く頼む」・「料理は食べ残す」といった独特な文化がポイントです。
またレストランのおすすめ料理の聞き方も紹介します。
中国のレストランでの振る舞い方をシミュレーションしていきましょう。
中国では食卓に料理が残ってしまうほど、多めに料理を注文します。
中国における食事は、家族や友人と複数の種類の料理をシェアすることが一般的だからです。
また日本では残さず食べるのが当たり前ですが、中国では少し残して食べ終わります。
相手に食べきれない程に満足したという気持ちを伝えるためです。
何を注文すればよいか迷ったら積極的に店員さんにおすすめを尋ねてみましょう。
レストランのおすすめや地域の郷土料理などを教えてくれます。
「推荐」はおすすめという意味です。
中国では食べ残しをするのが当たり前の文化です。
料理が多く残ってしまった場合、持ち帰る人もたくさんいらっしゃいます。
持ち帰りする場合、店側に持ち帰りをしたい旨を伝えましょう。
持ち帰り用のパックは有料であることがほとんどです。
また中国のレストランの一部では持ち帰りができないことがあります。
事前にお店に持ち帰りが可能か聞いておくとよいですね。
今回は中国語でレストランを表す単語・フレーズについて詳しく解説しました。
レストランを表す中国語は「餐厅」「饭馆」「餐馆」「饭店」の4つです。
それぞれカジュアル・高級といったニュアンスを覚えてください。
またレストランで使える便利なフレーズもあわせて紹介しました。
予約や注文をするときの定番フレーズを覚えれば、中国のレストランで困ることもないでしょう。
そして中国の食文化を事前に知っておき、中国で食事を存分に楽しめるよう準備してくださいね。
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