中国語検定準4級のリスニングが難しい原因と克服のコツ!聞き取り力アップにおすすめ教材も紹介

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この記事でわかること

中国語検定準4級のリスニングは難しい?

ピンインや声調、基本フレーズを覚えられていないと、リスニング問題が難しいと感じることも…。

中国語検定準4級のリスニング対策のコツは?

まずはピンイン、声調、漢字、意味をしっかり覚えることが大切です。

特にピンイン、声調は自分でも発音できるように練習すると、聞き取りやすくなります。

リスニング対策のにおすすめの教材は?

中国語検定の公式過去問や、YouTubeの動画がおすすめです。

自分に合った教材でリスニングの練習を重ねましょう!

中国語検定準4級は中国語検定の中で一番基礎の級です。

そのため、多くの方がまだ中国語の学習を始めたばかりで、中国語に慣れていません。

「筆記試験は漢字があるので見ればなんとなく分かるけど、リスニングは何を言っているのかさっぱり分からない!」という方も多いのではないでしょうか?

リスニング攻略にはコツがあります。

なかなか聞き取れない原因を知り、その原因を取り除く練習を積んでいきましょう!

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目次

中国語検定準4級のリスニングが難しいと感じる理由

中国語検定準4級のリスニングが難しいと感じる理由中国語検定準4級のリスニングが難しいと感じる理由
中国語検定準4級のリスニングが難しいと感じる理由
  • 聞いた音がどのピンインでどの声調か分からない
  • 単語の発音を覚えていない
  • 数字と基本フレーズを理解していない

リスニングが難しい理由は上記3つです。

中でもピンインと声調が最も重要です。

中国語は「ピンイン」で発音を表記し、さらに4つの声調があるのが大きな特徴です。

実際に中国語検定準4級のリスニング問題は、25問あるうち10問がピンインと声調に関する出題です。

中国語準4級を受験する方は中国語を勉強してまだ日が浅いことが多く、このピンインと声調を習得していないことがリスニングで聞き取れない最大の原因です。

また、中国語には日本語にない発音が多く、声調も伴うことから、カタカナでは発音を書き表すことができません。

もし、カタカナで読み方を覚えている方がいたら、今すぐにやめましょう!

以下では、実際の試験問題を見ながら中国語検定準4級のリスニングが難しく感じられる具体的な理由を解説します。

ピンインの音と文字を結びつけられていない

実際のリスニング問題を見てみましょう。

※以下全ての設問は中国語検定第111回より抜粋。

▪️第1問では、聞いた音声の発音と一致するものを選びます。

音声:fěn
問題用紙:①fěng  ②héng  ③hěn  ④fěn

fとhは日本語のハヒフヘホとは違う音で、日本語にはない発音です。

そのため、聞いた時に似たような音に聞こえてしまうことがあります。

さらに、enとengも日本語にない発音の上、同じような音に聞こえてしまうため、区別がしにくい発音の1つです。

さらに、声調も重要な要素です。

▪️第2問では、問題用紙に書かれているピンイン表記と同じ発音の音声を選びます。

問題用紙:diànchē
音声:①diǎnchá ②diànchē ③diànzǐ ④diànchí

書かれている発音は“电车”(電車)です。

仮に電車だと分からなかったとしても、dianの声調とcheの発音を正しく聞き取ることができれば答えることはできます。

しかし、cheの発音そのものが日本語にはなく、日本人にとってはチャーに聞こえたり、チューに聞こえたり、チョーに聞こえたりします。

カタカナで発音を覚えてはいけない理由はここにあります。

聞いた音がchēだと分からなければ正答するのが難しくなるのです。

単語の発音を覚えていない

▪️第3問では家族、国名、身の回りの単語、基本の形容詞や動詞の聞き取りが出題されます。

問題用紙:兄
音声:①弟弟  ②妹妹  ③姐姐  ④哥哥(①dìdi  ②mèimei  ③jiějie  ④gēge)

漢字を見てしまうと答えはすぐ分かるのですが、聞いて素早く反応するためには単語の読み方(発音)を正しく覚えておく必要があります。

中国語は全て漢字であるため、日本人にとっては「見れば意味が分かる」ことがたくさんあります。

そのため、学習の際に目で見てなんとなくわかったような気になってしまい、実際聞くとさっぱり分からない!ということが起きてしまいまうのです。

数字や基本的なフレーズを理解していない

▪️第4問は日付、曜日、人数、年齢など数字に関する出題です。

問題用紙:208元
音声:①二百八十元  ②二百零八元  ③八百零二元  ④八百二十元

数字は選択肢も紛らわしくできていて、瞬時に正確に聞き取る必要があります。

また、例えば、「曜日は月曜日から順に一二三四五六」としっかり覚えていたとしても、「星期四」と聞いた時に「月火水木…」と数えていたのでは解答が間に合いません。

数字に関する出題は毎回あり、重要な位置を占めているにも関わらず、反応しにくいため難しく感じられます。

▪️第5問はあいさつ、道をたずねる、ゆっくり話してもらうなどの決まり文句が出題されます。

問題用紙:誕生日のお祝いを言うとき
音声:①新年快乐! ②欢迎光临! ③生日快乐! ④一路平安!

第4問までより1つ1つが少し長くなります。

見た目も難しく感じますよね。

決まり文句の発音を覚えていないと、聞いた時に「何も聞き取れない…」ということが起こります。

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中国語検定準4級のリスニングの練習方法

中国語検定準4級のリスニングの練習方法
中国語検定準4級のリスニングの練習方法

中国語検定準4級のリスニングが難しいと感じる第一の原因は、ピンインと声調が習得できていないことです。

逆に言えば、ピンインと声調が完璧になれば、多くの中国語が聞き取れるようになるのです。

具体的な勉強方法は下記のとおりです。

ピンインの音を聞いて文字が浮かぶようにする

音声付きの教材やYouTubeなどの動画を利用して、聞いた音がどのピンインでどの声調なのか聞き取れるように練習します。

特に日本人にとって同じように聞こえてしまう発音は要注意です。

練習の際は、聞くだけでなく自分でも発音しましょう。

正しい発音で言える発音は聞き取りやすくなります。

単語を覚えるときはピンインも一緒に覚える

例えば、「弟弟」という単語は「おとうと」です。

漢字を見れば意味は分かりますが、読み方を知らなければ「dìdi」と聞いても理解することができません。

単語学習の際は実際に何度も発音して、ピンインと声調も一緒に覚えましょう。

たくさん聞いて練習する

中国語の学習を始めたばかりの頃は耳が中国語に慣れていません。

そのため、たくさん聞く必要があります。

しかし、見ても分からないような難しい文はただのBGMになってしまい、耳に入ってきません。

中国語検定準4級のリスニング対策には、中国語検定準4級用の教材をたくさん聞きましょう。

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中国語検定準4級のリスニング対策におすすめの教材

中国語検定準4級のリスニング対策におすすめの教材
中国語検定準4級のリスニング対策におすすめの教材

中国語検定準4級は出題範囲が決まっているため、試験対策には試験に特化した教材が効果的です。

また、公式サイトで無料公開されている過去問題も有効活用しましょう。

リスニング原稿 | 中検

中国語検定の公式サイトに過去の試験問題とリスニング原稿があります。

試験問題・解答 | 中検 | 中国語検定試験

この記事でも一部紹介しましたが、どんな問題が出るのか分からないと対策のしようがありません。

まずは過去の試験問題を見て出題形式や傾向を知りましょう。

残念ながら音声はついていませんが、問題用紙とリスニング原稿を見て、出題されているピンインや単語を全て読めるようにしておくと格段に点数がアップします。

《改訂版》出るとこだけ!中国語検定準4級 合格一直線

タイトルのとおり、出やすいところ、間違いやすいところだけがぎゅっと詰まった教材で、15日で学習できるように作られています。

音声はアスク出版のサイトからダウンロードでき、Apple PodcastやSpotifyでも配信を聞くことができます。

非常に良質な教材で、本に従って学習を進めるだけでぐ〜んと点数が伸びます。

リスニングだけでなく筆記対策もでき、おすすめです。

YouTubeのリスニング勉強法と基礎単語の聞き流し動画

【初心者必見!】中国語がスラスラ聞けるようになる最強のリスニング勉強法

毎日中国語の日中ハーフ講師阿波連が、リスニングにおける重点を解説しています。

声調の練習コーナーもありますので、動画を見ながら一緒に練習しましょう。

中国語検定 単語(声調別)

中国語検定準4級から3級までの単語を、級ごとに声調別で聞くことができます。

通勤・通学中などのスキマ時間を利用して繰り返し聞きましょう。

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まとめ

まとめ
まとめ
  • ピンインと声調が最重要
  • 単語はピンインと声調も覚える
  • 試験対策は試験用の教材を

中国語検定準4級は初級の試験であるため、多くの受験者がまだピンインや声調に不慣れです。

そのため、リスニング問題が難しく感じてしまいます。

リスニング攻略はピンインと声調の習得が鍵です。

紛らわしい発音の違いに注意しながら、繰り返し聞いて発音しましょう!

中国語は初級の頃の勉強方法が非常に重要です。

勉強方法にお困りの時は、毎日中国語LINEまでお気軽にご相談くださいね。

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