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おすすめの中国語検定試験・資格7選!就活・転職など履歴書に役立つ資格とは
- 中国語のおすすめ資格は全部で7つ。
- 中学留学や中国での仕事にはHSKがおすすめ。
- 台湾で使う中国語を勉強するならTOCFLを。
中国語の検定試験や資格はどのようなものがあるのでしょうか?
検定試験や資格を取得すれば受験や就職時に有利になることもありますし、受験することで勉強のモチベーションアップにもつながりますよね。
中国語の試験には、日本国内向けの試験、世界共通の試験、コミュニケーションに特化した試験、台湾華語の試験など、さまざまな種類があります。
この記事では、おすすめの中国語の検定試験や資格と、その特徴を紹介します。
自分が目標とすべき中国語の検定試験や資格を見つけて、試験合格や資格取得に向けて更に勉強をがんばりましょう!
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中国語のおすすめ資格
中国語の資格は多くありますが、今回はおすすめの資格を7つ紹介します。
- 中国語検定
- HSK(漢語水平考試)
- 実用中国語技能検定試験
- 中国語コミュニケーション能力検定(TECC)
- C.TEST(実用中国語レベル認定試験)
- 全国通訳案内士
- TOCFL(華語文能力測験・台湾語)
誰もが知っている有名な資格から、あまり知られていないマイナーな資格もあります。
中国語学習の目的にあった試験を受けてみてくださいね。
中国語検定
中国語検定は、日本の「一般財団法人日本中国語検定協会」が主催している、主に日本語を母語とする中国語学習者を対象とした資格試験です。
中検の略称でも知られていますよね。
受験会場は基本的には日本国内ですが、中国・台湾・シンガポールでも行われています。
試験は年に3回行われており、受験料は3,500円〜11,800円(税込)。
中国語検定は下から準4級・4級・3級・2級・準1級・1級と6段階のレベルに分かれています。
数字が小さくなるほど難しいレベルです。
中国語検定1級は非常に難しく、中国語ネイティブでも勉強をしないと合格できないと言われています。
そのため、一般的な学習者では2級、通訳など専門職を目指す方にとっては準1級を事実上のゴールとしている場合が多いです。
日本国内でもっとも有名な中国語検定試験であり、進学や就職にも役に立つおすすめの資格ですよ。
【関連記事】中国語検定の日程は?試験内容や学習のコツを紹介
HSK(漢語水平考試)
HSKは、北京語言大学が開発をした中国語検定試験です。
中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)直属の機関である「孔子学院総部」が主催し、中国政府にも認定されています。
中国や日本はもちろんのこと、世界中で118の国と地域で試験が実施されており、国際的に認められている試験です。
中国の大学に留学する際にHSKが必要な場合もあり、また中国での外国人向け就労ビザのランク付け基準にもHSKが採用されています。
HSKは下から、1級・2級・3級・4級・5級・6級と6段階に分かれていましたが、更に高いレベルの7~9級の試験も開設されました。
中国語検定とは反対で、数字が大きくなるほど難しいレベルです。
2023年11月に実際に7~9級の試験が行われ、2024年は5月と11月に試験が行われます。
HSKの7~9級は最近できたばかりのため、まだあまり知られていませんが、現在HSKの最高レベルは9級ということになります。
試験回数は地域によって違いますが、東京では年に11回とほぼ毎月行われており、受験料は3,850円〜11,500円(税込)です。
ただし7〜9級は非常に高額で、37,400円(税込)もします。
HSKは日本でも中国語検定と並んで有名な中国語検定試験ですが、海外での知名度の方が高いため、海外で使うことが多い資格であると言えるでしょう。
実用中国語技能検定試験
実用中国語技能検定試験(実用中国語検定)とは、文部科学省により正式に認可された中国語の検定試験です。
試験は年に2回行われており、受験料は2,000円〜8,000円(税込)と比較的安い料金設定となっています。
実用中国語技能検定試験は下から、5級・準4級・4級・3級・2級・1級と6段階のレベルに分かれています。
HSKのレベルと比べると、実用中国語技能検定試験の5級はHSK3級に相当、実用中国語技能検定試験の1級はHSK6級に相当するため、中級者以上に向けた検定試験と言えるでしょう。
文部科学省に認可を受けている試験ではありますが、中国語検定やHSKと比べると知名度が低い試験です。
中国語コミュニケーション能力検定(TECC)
中国語コミュニケーション能力検定(TECC)とは、株式会社空間概念研究所という団体が運営・実施をしている中国語の検定試験です。
2021年6月よりオンラインテストに移行したので、自宅からでも気軽に受験することができます。
試験は年に2回行われており、受験料は7,590円(税込)です。
TECCでは検定する級が分かれておらず、TOEICのように点数で結果を出す方式です。
合否が出る試験ではありません。
実際にコミュニケーションをする際の中国語能力を測定するため、出題内容も日常生活やビジネスシーンでよく使われる中国語の会話が中心になっています。
リスニングとリーディングの問題を解いて、1000点満点のスコア表示方式で評価されます。
スコアの目安としては下から、Fランクが「0~249点」、Eランクが「250~399点」、Dランクが「400~549点」、Cランクが「550~699点」、Bランクが「700~899点」、Aランクが「900~1000点」とされています。
Dランクが簡単な日常会話レベル、Cランクが仕事で使えるレベルとされているので、初心者はまずDランク以上を目指しましょう。
【関連記事】【2024保存版】中国語の日常会話表現&スラング67フレーズ
C.TEST(実用中国語レベル認定試験)
C.TEST(実用中国語レベル認定試験)とは、HSKを開発した北京語言大学が新たな実践的な試験として開発をした中国語の検定試験です。
1対1の対面式会話試験であり、中国語の会話力をテストできる貴重な試験でしたが、2021年に終了してしまいました。
オンライン教育が普及し、その社会的な役目を終えたと判断されたことが終了の理由です。
全国通訳案内士
通訳案内士とは、観光で日本に来た外国人に対して観光客の国の言葉で日本を案内する職業です。
そして、通訳案内士は国家資格です。
中国語の国家資格は通訳案内士しかありません。
全国通訳案内士の資格を取得するには、年に一回、観光庁が主催する「全国通訳案内士試験」に合格する必要があります。
受験料は1カ国語受験で14,850円(税込)です。
全国通訳案内士の試験では、中国語の語学力だけでなく、地理・歴史の知識から国際的な政治・経済の知識まで幅広く求められます。
中国語試験は免除される条件があり、中国語検定1級かHSK6級を取得している場合は中国語の試験は免除されます。
中国語検定1級は非常に難しいため、中国語検定1級と比べると簡単なHSK6級を取得しておくと良いでしょう。
【関連記事】中国語学習に役立つニュースサイト5選。
TOCFL(華語文能力測験・台湾語)
TOCFL(華語文能力測験・台湾語)とは、「Test of Chinese as Foreign Language」の略称で、中華民国(台湾)教育部が実施する、台湾で使われている中国語の試験です。
中国語の検定試験の種類は多くありますが、その中で唯一の正式な台湾で使われる中国語の試験です。
TOCFLは下から、入門級(A1)・基礎級(A2)・進階級(B1)・高階級(B2)・流利級(C1)・精通級(C2)と6段階のレベルに分かれています。
試験回数は地域によって違いますが、2024年は東京では年に8回行われます。
受験料は7,000円、成績書の郵送料が500円、合計7,500円(税込)です。
TOCFLは台湾への留学や、台湾での就職に役に立つ試験なので、台湾に興味がある人におすすめですよ。
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まとめ
この記事では、おすすめの中国語の検定試験や資格を7つ紹介しました。
中でも中国語検定とHSKは受験者が多い試験です。
日本国内で中国語を使うなら中国語検定、中国や他の国で中国語を使うならHSKが学校や企業の認知度も高いです。
進学や就職とは関係なく、交流を目的としている場合はTECCもおすすめです。
自宅のパソコンで受験でき、スコア返却のみで合否がないため、気軽に受けられるのもポイントです。
全体的に簡体字の試験が多いですが、台湾が好きで繁体字で勉強したい場合は、TOCFLが適しています。
どの試験もそれぞれ特色があるので、中国語学習の目的や目標に応じて選んでみてくださいね。
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